【お客様事例】MyTaq™ Extract-PCR Kitを用いた マウスジェノタイピング解析

APN_MyTaq™-Extract-PCR-Kitを用いたマウスジェノタイピング解析

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アプリケーションノート 2022<03>
製品名:MyTaq™ Extract-PCR Kit(Cat.No. BIO-21126)
メーカー名:meridian BIOSCIENCE

本データは、大阪公立大学 大学院医学研究科 分子病態薬理学教室 本間 拓二郎 様のご厚意により掲載させていただきました。

実験概要

マウスでのジェノタイピングは、日常で行われることが多い操作であり、ジェノタイピングには、耳や尻尾からのDNAを抽出して行うことが主流です。
DNA抽出は、通常、サンプルはプロテイナーゼKとともに数時間または一晩インキュベート後、精製を行います。このプロトコルは、より高いDNA濃度と品質の抽出物を生成しますが、手間と時間がかかります。
本アプリケーションで使用したMyTaq™ Extract-PCR Kitは、プロテイナーゼKを使用したDNA抽出でありながら、DNA抽出からPCRまで最速120分で完了するキットとなります。また、必要な試薬がすべてセットとなっており、簡便に操作を行うことが可能となっております。
本アプリケーションノートでは、野生型マウスおよび遺伝子改変マウスの尾(約2 mm)からMyTaq™ Extract-PCR Kitを用いてDNAを抽出後、添付の酵素を用いてPCR反応を行い、増幅するか確認を行いました。

MyTaq™ Extract-PCR Kitの操作と必要時間

MyTaq™ Extract-PCR Kitの操作と必要時間

MyTaq™ Extract-PCR Kitを使用することで、大幅に操作時間を短縮できる

実験方法

  • 使用試薬
    MyTaq™ Extract-PCR Kit(meridian BIOSCIENCE / Cat.No. BIO-21126)
  • サンプル
    野生型マウスの尾 2 mm程度
    遺伝子改変型マウスの尾 2 mm程度
  • 使用機器
    PCR装置
    Mupid-2x(株式会社ミューピッド / Cat.No. AD115)
  • 抽出方法
    1. 尾を反応溶液(Buffer A 20 μL、Buffer B 10 μL、ddH2O 70 μL)中で75℃、10分間反応させた(3分ごとに撹拌した)。
    2. 95℃で10分間反応させた。
    3. 15,000 × gで1分間遠心した。
    4. 上清を新しい1.5 mLチューブに回収した。
  • PCR
    反応組成

        Final Con.
    DW 6.5 μL  
    Master Mix(2x) 12.5 μL  
    野生型アレル検出用primer set(Forward & Reverse) 2.5 μL 各0.5 μM
    変異型アレル検出用primer set(Forward & Reverse) 2.5 μL 各0.5 μM
    Template 1 μL 抽出したDNAをTE bufferにて2倍希釈したもの
    Total 25 µL  

    反応プログラム

        Time  
    Pre-incubation 95℃ 180 sec  
    Amplification 95℃ 15 sec ×35 cycles
    62℃ 30 sec
    72℃ 20 sec

結 果

電気泳動結果(変異型アレル・野生型アレル)
まとめ
MyTaq™ Extract-PCR Kitを用いてマウス尾からDNAを抽出し、添付の酵素を用いて野生型および変異型アレルの識別に成功した。
お客様のコメント
操作も簡便で、迅速に結果を得ることが出来るため、有用な試薬である。

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