ご導入いただいた研究室にお聞きしました!
研究者様の間で高い評価を受けている、高性能リアルタイム定量PCRシステム『LightCyclerⓇ シリーズ』。なんと2台同時にご導入いただいた研究室にお話を伺いました!
LightCyclerⓇ PRO Systemのご紹介はこちら
北里大学 ウイルス感染制御学研究室
芳賀先生 インタビュー
快くインタビューに応じてくださったのは、北里大学 ウイルス感染制御学研究室 准教授の芳賀先生です。

では、さっそくお話を伺っていきましょう!
研究テーマについて
■ウイルス感染制御学研究室の研究テーマについてお聞かせください。

現在、当研究室では、抗ウイルス創薬とワクチン開発を二つの柱とし、ウイルス複製機構を標的とした制御戦略の確立を目標にして、自然宿主におけるウイルスのライフサイクル、病原性発現機構、免疫応答の分子基盤を解明し、創薬標的およびワクチン設計につながる知見を明らかにすることを目指しています。
■主な研究対象は何でしょうか?

ウイルス性胃腸炎を引き起こすノロウイルス、サポウイルス、ロタウイルス、アストロウイルス、呼吸器感染症の一因となるRSウイルスなどです。
■一般的にも馴染み深いウイルス名が並んでいますね。
それらのウイルス研究にリアルタイムPCR装置を使用されているとのことですが、ここからは、今回LightCyclerⓇ PRO(以下、LCPRO) の導入に至った経緯や具体的な活用方法などについてお尋ねします。
導入のきっかけ
■今回LCPROをご導入いただいた経緯について教えてください。

研究室の改装に伴い、新たにリアルタイムPCR装置を導入することになったからですね。
■今回、数あるリアルタイムPCR装置の中から、LightCyclerⓇ にご興味を持たれたきっかけは何でしたか?

前職(国立感染症研究所)で、リアルタイムPCR装置を導入するにあたり、各社の装置を比較したのですが、LightCyclerⓇ の操作性が一番良く、装置間で得られるCq値のばらつきも低かったので、好印象がありました。
■もともとLightCyclerⓇ シリーズに良いイメージをお持ちいただいていたのですね。今回はこれまでご使用いただいていた2台のLightCyclerⓇ 96(以下、LC96)からの買い替えと伺っておりますが、LCPROを選ばれた「決め手」は何だったのでしょうか?

2台のLC96を買い替える話になった際、日本ジェネティクスの営業担当者の方に相談をしました。私たちの実験の性質上、サンプル数が膨大になることもあるため、最終的に384ウェルにも対応しているLCPROへの買い替えを決めました。
現在LightCyclerⓇ 480(以下、LC480)も2台稼働していますが、どちらも384ウェルで使用しています。

カスタマイズ可能なビュー、洗練されたサンプルエディタ、既存のLightCyclerⓇ 480データやLIS接続を含むシームレスなインポート/エクスポート機能など、様々なラボでマルチに使えるデータ管理ソリューションを提供
■2台同時にご購入いただき、誠にありがとうございます!
先生の研究室では膨大なサンプル量のアッセイを実施されているのですね。具体的にはどのような研究・実験でご活用いただいているのでしょうか?

主に、ウイルス感染制御に関する研究において、ウイルスゲノムの検出及び定量で使用しています。

使用後の感想
■実際にラボで使用された感想をお聞かせください。

LC480に比べてマシンの立ち上げには少し時間がかかる気がしますが、そのほかはLC480とほぼ変わりません。
ラボ内に設置してあると意外に音が気になるので、ランニング中の作動音が他社に比べて小さい点も良いですね。
■確かに、静かであるに越したことはないですね。LCPROを初めて使用したラボメンバーの反響はいかがでしたか?

ランの残り時間がわかりやすいと言っていました。

■現在のLCPROの使用頻度はどれくらいでしょうか?

従来機であるLC480も併用しているため、現在のところLCPROの稼働は週1回程度ですが、今後はさらに使用頻度を増やしていく予定です。
LCPROの良さ
■LC96、480、PROと、LCシリーズ3製品のご使用経験がおありですが、その中でもPROが優れていると思う点はありますか?

LC96のシンプルな操作性とLC480の多検体処理能力が一体化したところですね。LC480が優秀で、長年使い慣れていることもあり、どうしてもなかなかそれを上回る点を挙げにくいのですが、全く違う機種だと考えれば操作性がシンプルでわかりやすいと思います。


■直感的でわかりやすいユーザーインターフェースを気に入ってくださりありがとうございます。LCPROは、LC480の確かな性能を受け継ぎつつ、日々の操作ストレスをどれだけ減らせるかにこだわった製品ですのでとても嬉しいです!
実際にLCPROをお使いになってみて最も良いと感じたのはどのような点でしょうか?

プレートをセットしたらランファイルを選んで即スタートできるので、時間を無駄にせず次の作業に取り掛かれる点は利便性が高いと感じました。LC480も十分シンプルな操作性でしたが、LCPROは、開始前に「保存先を決めてから名前を付けて保存する」というステップがないため、圧倒的にスムーズです。ランが終わってから、解析用のPCでゆっくり名前をつけられる点も非常に気に入っています。
■膨大なサンプル数を毎日扱う研究室だからこそ、そうしたちょっとした手間の削減が、最終的に大きな時短に繋がっているのですね。
実際にお使いになってみて、他の研究室におすすめしたいポイントなどありますか?

Cq値(Ct値)だけをすぐに確認したい場合、解析が本当にラクで結果もスピーディーに出るため非常におすすめです。
■今後の製品へのご要望などはありますか?

コピー数算出のための検量線(standard curve)作成について、スタンダードサンプルの配置位置を固定することで運用の工夫をしておりますが、過去のモデルに搭載されていた「Auto std curve」機能の復活を希望します。
それから、ラン中のスリープ状態から画面を復帰させようとタップした際、偶然「Abort」ボタンと重なる時があるので、何か対策をしていただけると嬉しいです。
■貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。今後の製品開発の参考にさせていただきます。
最後に、弊社のアフターサポートはいかがでしょうか?

小さなトラブルでも、すぐに原因を推察して回答していただけるのでとても助かっています。
■こちらこそ、いつも日本ジェネティクスをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
これからもどんな小さな疑問点でも、いつでもご連絡ください!
営業担当より

今回研究室インタビューにご協力いただいた北里大学 ウイルス感染制御学研究室様は、いつも明るく、ユーモアに溢れているとても素敵な研究室です。新たなリアルタイムPCR装置の導入をご検討中と伺った際、使用状況をヒアリングさせていただいた上で「LCPRO」をご提案したところ、なんと2台同時にご導入いただくこととなり、嬉しい驚きとともに身の引き締まる思いでした。
弊社製品をご使用いただいているだけでなく、弊社が日本分子生物学会年会に出展する際は必ずお立ち寄りくださるなど、日頃から皆様には大変お世話になっております。この度は、お忙しい中インタビューに貴重なお時間を割いていただき誠にありがとうございました。
LCPROは、追加用のサーマルサイクラーをご購入いただくことで、96/384ウェルの切り替えができるリアルタイム定量PCR装置です。最大7色の励起・検出が可能でフィルターを個別に設定できるため、様々な蛍光色素を用いた実験にご活用いただけます。
アフターフォローもしっかりとさせていただきますので、ご興味をお持ちいただけましたら、まずはお気軽にご連絡ください。
北里大学 ウイルス感染制御学研究室
芳賀先生、皆様
この度は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。
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LightCyclerⓇ PRO Systemに関する詳細は、下記のWEBページをご覧ください。
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ウイルス感染制御学研究室では、ワクチン、抗ウイルス薬、消毒剤の研究開発など、ウイルス感染症を制御するための基礎研究を行っており、以下の研究課題に取り組んでいます。