フィールドテスト関連製品特集

現場で採集するサンプルをその場で測定！
ラボを飛び出し、人々の安全を守る研究者の皆様へ。

感染症、ウィルス、食品、海洋研究、家畜、環境、DNA 研究をされる方におすすめの遺伝子迅速検出のためのフィールドテスト関連製品のラインナップはすべてこちらでご覧いただけます。

すべて、屋外での使用を想定して開発された製品のため、軽量・コンパクトであることは当然のこと、操作の簡便性や検出スピードにおいても十分な性能を発揮する商品を取り揃えています。

遺伝子を迅速に検出するための「検出編」とフィールドでも核酸抽出できる「抽出編」に分けてご紹介します。

◆ラインナップ一覧◆

検出編

高速モバイル・リアルタイムPCR装置 PicoGene® PCR1100

従来ラボでしか行えなかった遺伝子測定をどこでも場所を選ばず行えるモバイル型の測定装置
腸管出血性大腸菌やノロウイルスなど食品に感染した病原菌を、簡便に、迅速に、現場で一次スクリーニングすることを目的に開発された製品です。

お手持ちの加水分解プローブがお使いいただけます。
DNA、およびRNAからの遺伝子検出が可能です。
最短10分で目的遺伝子の検出が可能です。
モバイル型で、フィールドなど測定したい現場で遺伝子検出が可能です。（屋外での使用にはモバイルバッテリーが必要です）

東南アジアなどの海外に持って行って、感染症病原菌の測定に使用
家畜伝染病を豚舎などの飼育施設内で迅速に検出し、感染拡大防止につなげたい。
従来の微生物培養検査では判定までに時間がかかるため、迅速な遺伝子測定を食中毒菌などの非感染検査に導入
河川等で採取したサンプルからの環境DNAの測定

【試験・研究専用】
本製品は医療機器ではなく、試験・研究用に限定して販売しております。いかなる場合にも各種診断・治療等には使用しないでください。

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検出編

等温DNA増幅キットTwistAmp® シリーズ

等温反応でDNA を増幅、検出することが可能なキットRPA（Recombinase Polymerase Amplification）テクノロジー
しかも、反応時間はわずか10 分。サーマルサイクラーも必要ありません！
屋内、屋外の様々な場面において、短時間で簡単に従来のPCR/qPCR と同等の結果が得られます。


	37～42℃の等温反応でDNA増幅が可能
	DNA増幅に要する時間はわずか10分
	増幅に必要なプライマーは1ペアアンプリコンサイズは500bp程度

RPAと他の技術との比較

技術	典型的なインキュベーション温度	インキュベーション時間	原理の科学論文を含む用途の汎用性	多重化
リコンビナーゼポリメラーゼ増幅（RPA）	20-45℃	＜10分	リアルタイム蛍光、ラテラルフロー、ゲル、NGS、 SNP、dRPA、マイクロアレイ、ネスティング、 echem、固相、マイクロ流体学、肉眼	可不均衡な力価目標を含む
ポリメラーゼ連鎖反応（PCR）	熱サイクリング	20-180分	リアルタイム蛍光、ラテラルフロー、ゲル、NGS、 SNP、dPCR、マイクロアレイ、ネスティング、 echem、固相、マイクロ流体学、肉眼	可
ループ介在等温増幅（LAMP）	60-65℃	＜60分	リアルタイム蛍光、ラテラルフロー、ゲル、濁度、マイクロ流体学、肉眼	極めて複雑（1 アッセイにつき複数プライマー）