皆さまに愛され続けているゲル撮影装置といえば FASシリーズ。。
その最新モデル、FAS-Digi PROの魅力は一体どんなところにあるのか?全4回にわたって詳しく解説してみようと思います。
【第一弾】~微弱なバンドも高感度に検出する、超高性能カメラ~ ←今回はこちら
【第二弾】~幅広い核酸染色試薬と抜群の相性 Blue/Green LED~
【第三弾】~「誰でも直感的に」を実現するイメージングソフトウェア~
【第四弾】~お好みと用途に柔軟に対応。変幻自在なオプション品~
第一弾「超ハイグレードなデジタルカメラ」
本機に搭載されているデジタルカメラは Canon EOS 250D。日本では EOS Kiss X10 という名前で販売されているとても有名な高機能モデルです。FAS-Digi PRO があれば、このカメラの性能を最大限活用した最高品質のアガロースゲルの画像が撮影できるんです。
その秘密は22.3 x 14.9mm の巨大なAPS-C CMOSセンサーにあります。
センサーは ISO 100からISO 1600 まで一切のノイズを発生させません。さらに24メガピクセル(2420万画素)という充分すぎるほどの画素数を有しているため、アガロースゲル中の微弱なバンドも高感度に検出する事ができるんです。微弱なバンドを高感度に検出・撮影できることはゲル撮影装置を選ぶうえで非常に重要なポイントですよね。
センサーの露光時間も調整できます(1/4000秒~)。露光時間が短ければ最も明るいDNAバンドが検出でき、露光時間が長ければ長いほど、微弱なバンドを検出する事ができます。もちろんズームもできますよ。
そしてシステムの利便性を一気に高める秘密がもうひとつ!
カメラの電源は FAS-Digi PRO 本体から直接供給されているため、カメラ自体の充電を気にする必要がないのです。そう、充電不要!
これってデジカメ式ゲル撮影装置を採用するうえで結構大事なポイントではないでしょうか。
次回は、核酸染色試薬を選ばない最強光源 Blue/Green LED について解説いたします。お楽しみに。
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