【審査結果発表】ジェネ・グラント2023

ジェネ・グラント2023結果発表

採択者5名が決定しました!

ジェネ・グラント2023 – 用途を問わない研究費助成制度 – は、以下5名の方の採択が決定致しました。

選考結果

所属先 指導教官 申請者 研究課題名
横浜市立大学 生命ナノシステム科学研究科 生命環境システム科学専攻 大関研究室 教授
大関 泰裕
大川 眞裕香 RNA修飾による膵臓がんの悪性化機構の解明と早期診断法の開発
山形大学 理学部 澁田研究室 教授
宮沢 豊
澁田 未央 クロマチン凝集とリンクした転写状態の部分的維持機構の解明
兵庫県立大学 工学研究科 応用化学専攻 生物機能工学研究室 教授
武尾 正弘
石澤 秀紘 『サブ群集』を観察単位としたマイクロバイオーム研究の開拓
東京大学 農学生命科学研究科 細胞生化学研究室 准教授
片岡 直行
押月 紗矢 レット症候群原因遺伝子MeCP2の2種類のアイソフォーム産生機構と機能的差異の解明
大阪大学 微生物病研究所 感染病態分野 教授
山本 雅裕
橘 優汰 病原性寄生虫の宿主細胞からの『脱出』を規定する新規エフェクター分子の解析

※敬称略

沢山の方々からの申請、誠に有難うございました。
今回不採択となった方々におかれましては、ご期待に沿えず申し訳ございませんでした。
なお審査結果に関する個別のお問い合わせには応じ兼ねますので、予めご了承ください。

採択者からの喜びのコメント

今回採択された5名の方から、喜びのコメントを頂戴しました。
それぞれご紹介いたします。

  • 横浜市立大学 生命ナノシステム科学研究科 生命環境システム科学専攻 大関研究室
    大川 眞裕香 様

    研究課題名:RNA修飾による膵臓がんの悪性化機構の解明と早期診断法の開発
    この度はジェネ・グラント2023に採択いただき、誠にありがとうございます。内定を頂いた時、まさか自分がいただけると思っていなかったのでとても嬉しかったです。審査員の方のコメントは、自分の研究に対してすごく励みになり、自信をもらえました。それと同時に、責任を持って前向きに研究に取り組むという気持ちが更に強くなりました。頂いた助成金をもとにRNA修飾を利用したがんの診断法開発の発展に貢献できるように精進していきたいです。

  • 山形大学 理学部 澁田研究室
    澁田 未央 様

    研究課題名:クロマチン凝集とリンクした転写状態の部分的維持機構の解明
    この度はジェネ・グラント2023に採択していただき大変嬉しく思います。今回の公募では研究対象を変更する、という自分にとって挑戦的な研究を計画しておりましたが、助成金を頂けるのはもちろん審査の方からのポジティブなコメントも大変励みになりました。良い成果があげられるよう精進します。

  • 兵庫県立大学 工学研究科 応用化学専攻 生物機能工学研究室
    石澤 秀紘 様

    研究課題名:『サブ群集』を観察単位としたマイクロバイオーム研究の開拓
    この度はジェネ・グラント2023に採択していただき、誠に有難うございます。
    また、貴重なフィードバックを頂いた選考委員、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
    私の研究では、何百・何千の種からなる複雑な微生物群集を理解し、制御することで、産業技術の発展や環境問題の解決に貢献することを目指しています。
    頂いた研究費を大切に活用し、一層研究にに邁進したいと思います。

  • 東京大学 農学生命科学研究科 細胞生化学研究室
    押月 紗矢 様

    研究課題名:レット症候群原因遺伝子MeCP2の2種類のアイソフォーム産生機構と機能的差異の解明
    この度はジェネ・グラント2023に採択していただき、誠にありがとうございます。本研究課題を評価してくださり非常に光栄に思うとともに、採択されたことへの驚きも感じております。審査員の方々の貴重なコメントは大変励みとなりました。本助成金を有効に活用し、今後も研究を発展させていけるよう精進して参ります。

  • 大阪大学 微生物病研究所 感染病態分野
    橘 優汰 様

    研究課題名:病原性寄生虫の宿主細胞からの『脱出』を規定する新規エフェクター分子の解析
    採択していただき大変嬉しく思うと同時に身が引き締まる思いです。病原体のサイエンスを通じていつの日か臨床に還元できる研究成果を日本から発信していきたいと思います。

審査を終えて

今年で4回目の開催を迎えた「ジェネ・グラント2023」。
今回も様々な研究分野の若手研究者の皆様から、多くの申請を頂きました。
練りに練られた申請書や模式図は、皆様の個性や熱い想いが非常に伝わってくるものでした。中でも大学生や大学院生の優れた申請も多く、本グラントの意義を再認識することができました。
審査の結果、将来性なども鑑み、上記5名の方を採択させていただきました。採択者の方々の研究の一助となれますことを大変光栄に存じます。
採択者5名の方々のその後のご活躍については、改めて取材をさせていただきUP! Onlineやメールニュースなどでお知らせする予定ですので、楽しみにお待ちいただければと思います。
また、残念ながら今回採択を見送らせていただく事となった申請者の方々におきましては、ご期待に沿えず大変心苦しい限りですが、お一人お一人のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

次回募集について

「ジェネ・グラント」は、今後も定期的に開催を予定しております。
次回の開催日程が決定しましたら本UP! Onlineサイトおよび無料のWEB会員サービス GeneF@N(ジェネファン)会員様向けメールニュースにてお知らせいたします。

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