【予告】ジェネ・グラント2025まもなく応募受付開始!前回採択者様からのコメントをご紹介

ジェネ・グラント2025予告

今年もたくさんのご応募お待ちしています!

「学生でも応募可能なグラント」としてご好評をいただいている、日本ジェネティクスによる若手研究者支援プログラム「ジェネ・グラント」。2025年度も実施が決定いたしました!
応募受付開始に先立ち、2024年度の採択者様から採択された時の心境や、今後の展望などのコメントをいただきましたのでご紹介いたします。
35歳以下の若手研究者のみなさま、ご自身の研究に、ぜひこの機会をご活用ください!

ジェネ・グラントとは

日本ジェネティクスによる若手研究者支援プログラム「ジェネ・グラント」。
日本ジェネティクスは、若手研究者支援を目的に、研究助成プログラム「ジェネ・グラント」を創設し、2018年より開始いたしました。
ジェネ・グラントは、①研究費、②学会(国内外)参加、③研究機関訪問など、研究者の自由な考えに基づいて使用することが可能です。
日本の若手研究者が本研究費を大いに活用し、今後の科学技術の発展を支えるような研究に没頭していただければ、弊社としてもこれ以上の喜びはありません。

ジェネ・グラントのご応募には、無料の弊社WEB会員サービスGeneF@Nにご登録いただく必要がございます。
新規会員様も入会後すぐにご応募いただけますので、ぜひご登録ください。

2024年度の採択者様からいただいたコメントをご紹介

2024年度ジェネ・グラントにて採択された5名の研究者の方から、コメントをいただきました。
※5名の所属先は全て採択当時のものです。


神戸学院大学 薬学研究科 生体機能制御学研究室
辻 優太 様

辻様

■応募時の研究課題名
抗腫瘍免疫抑制環境における2型TNF受容体の機能解明と新規がん免疫療法の開発

■ジェネ・グラントへ応募した理由・きっかけ

辻様

ホームページを眺めていたとき、大学院生でも応募できるジェネ・グラントを見つけました。貴重な機会だと感じ、挑戦してみようと思いました。

■採択が決まった時の心境

辻様

採択の連絡をいただいた時は驚きましたが、審査員の方々の前向きなコメントを読んで励まされ、身の引き締まる思いでした。

■助成金の使い道

辻様

試薬等の購入に使用しました。

■研究の進捗状況

辻様

TNFR2 が腫瘍微小環境で免疫抑制に関与することを確認しました。 TNFR2 抗体の取得にも成功し、現在はその活性と安全性を評価している段階です。

■今後の展望

辻様

2025年度中の論文投稿を目標に頑張っています。

■今年度応募者へのメッセージ

辻様
ジェネ・グラントは大学院生でも十分に採択が狙え、しかも研究費の使途が柔軟という希少な助成制度です。応募を迷っている方は、まず申請書を書いてみてください。研究計画を文字に起こすプロセス自体が次の一歩につながります。心より健闘を祈っています。

和歌山工業高等専門学校 生物応用化学科 矢野研究室
矢野 大地 様

■応募時の研究課題名
発光するゴカイであるウロコムシの発光メカニズムの解明

■ジェネ・グラントへ応募した理由・きっかけ

矢野様

以前から「UP! Magazine & Promotions」や研究室で話していてジェネ・グラントを知っていました。これまでは、応募できる状態ではなかったのですが、日本に帰国してPIとなれましたので、応募しました。

■採択が決まった時の心境

矢野様

本当に驚きました。まさか、採択されると思っていませんでした。評価してくださった審査員と今まで研究を支援して頂いた皆様に感謝します。

■助成金の使い道

矢野様

研究室が始まったばかりのため、基本的な試薬や機材等に使いました。

■研究の進捗状況

矢野様

発光するウロコムシを無事に採集しました。その発光メカニズムを解析中です。

■今後の展望

矢野様

生物発光イメージングツールの開発を目標に ウロコムシの発光メカニズムを少しずつでも解明していきます。

■今年度応募者へメッセージ

矢野様

学部生から若手のPIまで応募できるので、ぜひチャレンジしてほしいです。

 

東京大学大学院 薬学系研究科 分子生物学教室
北西 祐貴 様

北西様

■応募時の研究課題名
記憶形成過程における神経活動依存的なヘテロクロマチン構造変化

■ジェネ・グラントへ応募した理由・きっかけ

北西様

普段から研究室では日本ジェネティクスの製品を愛用しており、メールマガジンを購読していた先輩から紹介してもらいました。

■採択が決まった時の心境

北西様

自分の研究を評価していただいたことが何よりも嬉しかったです。また、審査のコメントが大変心強く、今後の研究への強いモチベーションに繋がりました。

■助成金の使い道

北西様

実験試薬の購入に使用させていただいております。

■研究の進捗状況

北西様

研究の視野を広げることで、ヘテロクロマチン制御機構を多角的に捉えることができています

■今後の展望

北西様

ヘテロクロマチンによる記憶制御機構について、より深く切り込んでいきたいと思っています。

■今年度応募者へメッセージ

北西様

本助成金は大学院生でも申請できる数少ない助成金の一つです。用途を問わない点でも大変貴重なので、ぜひ応募してみてください!

京都大学 大学院 医学研究科 医学専攻 分子生体統御学講座 医化学分野 竹内研究室
合屋 智尋 様

合屋様

■応募時の研究課題名
自己免疫反応においてRNP顆粒が果たす役割の解明

■ジェネ・グラントへ応募した理由・きっかけ

合屋様

学部生でも応募可能な貴重なグラントとして、以前に知人から教えていただきました。ちょうど進めていたプロジェクトで興味深いデータが出たタイミングでしたので、応募を決めました。

■採択が決まった時の心境

合屋様

とても嬉しかったです!申請書を自分で書くという過程自体にも学びがあったので、十分に良い経験ができたと応募時に感じておりましたが、その内容を審査員の方に評価いただけて励みになりました。

■助成金の使い道

合屋様

短期留学の渡航費や、データ解析に必要な物品の購入に使用いたしました。試薬の購入も予定しております。

■研究の進捗状況

合屋様

申請時に記述した興味深い現象について、その現象を引き起こす細胞の特徴や内部の遺伝子発現についてより詳細な解析が進んでおります。

■今後の展望

合屋様

細胞は、RNAとその翻訳装置の局在を操ることで、遺伝子発現に「空間的制御」の層を加えているか?という視点でメカニズムの解明を進めたいです。日々の解析では「なんだこれ」と驚かされる不思議がたくさんあります。丁寧にこれらを解き明かし、多くの方に関心を持ってもらえるような成果にしたいです。

■今年度応募者へメッセージ

合屋様

学部生にも挑戦の機会を与えてくださる、懐の深いグラントはそうありません。自分の研究の構想に妄想を膨らませる時間も楽しいものだったので、興味がある方はぜひ応募してみてください!

北海道大学大学院 生命科学院 小谷研究室
眞田 崇弘 様

眞田様

■応募時の研究課題名
RNA結合タンパク質の巨大複合体による動物の初期発生に必須のmRNA翻訳制御機構の解明

■ジェネ・グラントへ応募した理由・きっかけ

眞田様

先輩が受賞したことがきっかけです。学生でも申請可能なこと、自由な考えのもとで使用可能な研究費助成の制度であることが決め手となり、応募しようと思いました。

■採択が決まった時の心境

眞田様

研究内容を評価いただけて嬉しいと思うと同時に、身が引き締まる思いでした。さらに、審査員の先生からのコメントを拝読して、大変励みになりました。

■助成金の使い道

眞田様

実験に使用する試薬に使用いたしました。

■研究の進捗状況

眞田様

いただいた助成金により解析対象の抗体を購入することができ、タンパク質の発現量や局在状態についてイメージング解析などを通じて進めることができています。

■今後の展望

眞田様

ノックダウンやライブイメージングを通して、初期胚の中で起きている分子機構のより詳細な解析を行なっていく予定です。

■今年度の応募者へメッセージ

眞田様

申請書の作成は、自分の研究を深く見つめ直す良い機会になると考えています。学生が助成制度に申請できる機会は限られているので、少しでも興味のある方は積極的に挑戦してみてください!

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前回の審査結果に関する詳細はこちらをご覧ください。
【審査結果発表】ジェネ・グラント2024

 

7月1日応募受付開始予定】
応募受付開始まで今しばらくお待ちください。

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