【新発売】3Dゲルマトリクス上の細胞に対し、シェアストレスを与えるために開発されたibidi µ-Slide I Luer 3D登場!

µ-slide Iの流路に3Dゲルマトリックスを入れるウェルを装備

好評の灌流培養対応スライドµ-slide I の流路に、3Dゲルマトリックスを入れる3つのウェルを装備することで、3Dゲルマトリックス上で播種した細胞に対し、多様なシェアストレスを与えることが出来るようになりました。
このスライドを用いることで、内⽪バリア機能の実験系構築をはじめ、3Dゲルマトリックスとシェアストレスが関与する多種多様な細胞培養に使⽤できるスライドになっています。

この記事で紹介した製品

μ-Slide I Luer 3D

製品特長

 

  • 流路(チャネル)に3D培養⽤ゲルマトリクスを⼊れるためのウェルを3つ装備したスライド
  • ibidiポンプシステム等に接続して培地を流し、ゲルマトリクス上の細胞に対しシェアストレスを与えるために使用します。
  • ibidiポンプシステムに接続した場合、数値を⼊⼒するだけで、特定のシェアストレスを与える事ができます。
  • スライド中央部はカバースリップで出来ており、灌流培養中の細胞を⾼倍率の対物レンズを使⽤して顕微鏡観察することが可能です。

  • in vivoに極めて近い細胞単層膜を、⼈⼯的なフィルターやメンブレンを使⽤することなくゲルマトリックス上に作成できます。
    例えば、内⽪細胞を使⽤することで、⾎管シミュレーションとして⽤いることが可能です。
CatNo. 概要 単位 価格(税抜)
ib87176 µ-Slide I Luer 3D ibiTreat 15枚 ¥52,000
ib87171 µ-Slide I Luer 3D 未コーティング 15枚 ¥52,000

※価格は2021年2月現在のものです。
μ-Slide I Luer 3Dの詳細・価格はこちら

µ-Slide I Luer 3Dの構造および使用方法

オープンウェルフォーマットとなっており、ゲルを挿⼊する際に取り扱いが簡単な構造となっています。

 

µ-Slide I Luer 3Dを使用したアプリケーション

μ-Slide I Luer 3Dは、多様な細胞培養向けのアプリケーションに使⽤できます。

  • ゲルマトリックス上における細胞単層膜作成
    例:⼈⼯膜を使⽤しない内⽪バリアの作成
     
    内⽪細胞をラットテール由来コラーゲンタイプ Iなどの適切なゲルマトリックスに播種した後に、シェアストレスを与えた場合、より⾎管内⽪に近いバリアが作成できます。
    このように構築した系は、既存のハードフィルターメンブレンを使⽤する⾎管バリアモデルに代わり、柔らかいゲルマトリックス上に作成した新しいモデル系としてご使⽤いただけます。
  • 細胞極性実験(ゲルマトリクスに接する⾯とシェアストレスにさらされる⾯の⽐較)
    例:細胞極性実験
     
    ハイドロゲルに作成した細胞単層膜に対し培地を流すと、 ゲルマトリクスに接する⾯とシェアストレスにさらされる⾯ができ、細胞に極性が⽣じます。
    μ-Slide I Luer 3Dは、様々なゲルマトリックスと互換性があるため、細胞内⽪だけではなく、上⽪細胞を⽤いるなど、多様な細胞極性実験に適⽤可能です。
  • ゲル濃度、強度、組成等を変えた、様々な条件における培養

 

お問い合わせ・サンプルのご依頼

こちらの製品に関するお問い合わせ、サンプルのご依頼は製品ページのお問い合わせフォームより受け付けております。

 

この記事で紹介した製品

ibidi µ-Slide I Luer 3Dの詳細・価格はこちら

 
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ibidi社 ポンプシステムのデモのご依頼・お問い合わせはこちら

【デモ受付フォーム】灌流条件下での細胞観察システム ibidi Pump System

2018年3月27日

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