高解像度顕微鏡観察に最適！マイクロプレート 12ウェル

ibidiのマイクロプレートのラインナップに12ウェルタイプが新登場。
細胞培養と顕微鏡観察に最適化された、フラットで透明な底面を持つ黒色の12ウェル培養プレートです。ibidiポリマーカバースリップタイプ、ガラスボトムタイプの２種から用途に合わせてお選びいただけます。

サンプル依頼も承っております。ぜひ一度お試しください！

この記事でご紹介した製品

マイクロプレート12ウェル

製品特長

12ウェルプレート
底面は高倍率観察および蛍光観察に最適な光学クオリティを有するNo. 1.5 ibidiポリマーカバースリップ、または高精細No.1.5Hガラスカバースリップの2タイプをご用意
蛍光シグナルのウェル間クロストークを防ぐブラックフレーム
サイズ規格は汎用性の高いANSI/SLAS（SBS、85.5×127.5 mm）に準拠
個々のウェルが把握しやすい英数字表記入り（英字：A～B、数字：1～3）
免疫蛍光染色等で使用する固定液、染色液にも適合
油浸オイル使用可能
歪みが少なく平面な底面構造

各素材別の特長

ibidiポリマーカバースリップ

ibidiポリマーカバースリップは、ポリマー製にもかかわらず、カバーガラスと同等の光学特性（自家蛍光）、厚さ（180 μm + 10 /– 5 μm）、屈折率を持ち、カバーガラスでは難しい細胞接着性（親水性）とガス透過性を備えた顕微鏡での細胞観察に最適なカバースリップです。

ibidiポリマーには細胞接着加工した「ibiTreat」と無処理（Untreated ）の２種類あり、接着細胞 / 非接着細胞やタンパクコーティング剤との相性により使い分けられるようにしています。

ibidi 1.5Hガラスカバースリップ

ガラスカバースリップは、D263 M Schott ガラス製で厚さNo. 1.5H （170 +/- 5 µm）の基準を満たし、顕微鏡観察用カバーガラスの工業規格として広く普及しているNo.1.5よりもばらつきが少ない精細な仕様となっています。
このため、No. 1.5では対応が難しいTIRFや超解像顕微鏡などの超高倍率顕微鏡アプリケーションでの使用が推奨されます

アプリケーション

高倍率蛍光顕微鏡観察（高倍率／共焦点顕微鏡観察を含む）
共焦点顕微鏡観察を含む明視野蛍光顕微鏡観察
細胞培養～トランスフェクション
ライブセルイメージング（トランスフェクションなどを行った細胞などの多検体培養およびその観察）
免疫蛍光染色などを行った固定細胞の観察
化合物スクリーニング

アプリケーション例

免疫蛍光染色

ibidi µ-Plate 12 Well は、細胞培養から固定・染色・イメージングまで、標準的な免疫蛍光プロトコールをプレート上でそのまま行うことができます。
染色後は、カバーガラス状の底面越しに高解像度顕微鏡で撮影が可能です。

Rat1（ラット線維芽細胞）を µ-Plate 12 Well ibiTreat で培養後、固定し、ファロイジン-Alexa488（アクチン：緑）と DAPI（核：青）で染色した蛍光像。
Nikon 製顕微鏡で 20×（左）および 60×（右）対物レンズにて撮影

価格情報

CatNo.	製品名	単位	価格（税抜き）
マイクロプレート12ウェル
ib81226	µ-Plate 12 Well 滅菌済	15枚	¥110,600
ib81226-90	µ-Plate 12 Well 滅菌済（バルク）	90枚	¥564,300
ib81221	µ-Plate 12 Well 無処理滅菌済	15枚	¥110,600
ib81221-90	µ-Plate 12 Well 無処理滅菌済（バルク）	90枚	¥564,300
マイクロプレート12ウェルガラスボトム
ib81227	µ-Plate 12 Well ガラスボトム滅菌済	15枚	¥144,000
ib81227-90	µ-Plate 12 Well ガラスボトム滅菌済（バルク）	90枚	¥734,600