FAS-Digi PROご導入済み研究室インタビュー　その１

高感度CMOSカメラ搭載、光源は人とサンプルにやさしいBlue/Green LED。
安全かつ幅広い核酸染色試薬との相性の良さでファン多数のゲル撮影装置 FAS-Digi PRO（ファスデジプロ）の魅力を、実際にご使用されているユーザー様に語っていただくべく、本機を導入いただいている研究室様にオンラインでのインタビューを企画いたしました。

お話聞かせてください！研究室インタビュー

忙しい年の瀬にもかかわらず快くインタビューに応じてくださったのは、
北海道に本社を構えておられます株式会社ホクドーの守屋様です。

では、さっそくお話を伺っていきましょう。

FAS-Digi PRO のご紹介はこちら

■ 研究テーマについて教えてください。

私が在籍しております札幌ラボでは、抗体精製、抗体の断片化、標識、ELISA構築、イムノクロマト構築、製造・製品化等、抗体を用いた受託業務を全般に行っています。
弊社には抗体を作製する洞爺ラボがあり、マウス、ウサギからアルパカまで多品種の抗体を作製しております。
抗体作製から抗体を用いたイムノアッセイ構築そして製品化まで、一連の業務を弊社のみで実施できるのが強みです。

■ 早速ですが、FAS-Digi PROを用いた研究内容について教えてください。

遺伝子改変マウスのDNAタイピング業務に使用しております。

■ FAS-Digi PROを採用いただいたきっかけや理由は何でしたか？

DNA業務は新規事業としてスタートしました。
新しく導入するのであれば、撮影後の処理も楽で、害のないものを選択したい。デモ機にて直接感触を確かめられたので、採用しました。

■ FAS-Digi PROをご利用いただいた結果と感想を教えてください。

最初、ゲルが黄色っぽく見えるのに驚きがありました。
当初はエチブロより感度が落ちるのではと思っていましたがそのような事はなく、遜色なく使用できているので満足しています。

■ FAS-Digi PROについて今後改良や改善を希望される点はございますか？

コントラストやピント等、ボタン等マウスでスライドして滑らかに合わせることができたらうれしいです。

（日本ジェネティクスより）※別売PCをお使いいただければマウス操作が可能です。
　

■ 貴重なご意見、ありがとうございます。社内で共有させていただきます。
　話は変わりますが、日本ジェネティクスのことは知っていただけていましたでしょうか？

ディスポのピペット（オートピペッター用）やTrueLine等使用しておりましたので、もともと知っておりました。

■ 日本ジェネティクスに対してどのような印象をお持ちでしたか？

プラスチック製品しか販売されていないというイメージがありました。

■ それは、もっともっと色々な製品をアピールしていかないといけませんね。
　当社に期待していることなどございましたら教えていただけますか？

これからもよろしくお願いします。

■ こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
　最後になりますが、他の研究室に伝えたいことがあれば教えてください。

一度デモ機を使用していただければ、エチブロとの比較ができると思うので、ぜひ。

NGC営業担当者より

新規事業を始めるにあたりゲル撮影装置の購入を検討している、というご連絡をいただきました。
何度か電話でのやり取りさせていただき、その際にBlue/Green LEDの良さや安全性などについてお話ししました。
元々UVのイルミネーターを検討していたようで、Blue/Green LEDの存在は知らなかったとの事でした。
弊社の取組みである、実験環境よくばり向上プロジェクト（脱UV脱EtBr）を訪問時に説明させていただき、興味を持っていただきデモを実施しました。
やはりBlue/Green LEDと蛍光試薬を使用したことが無いので、感度がとても気になると心配されていましたが、実際のデモ・貸出しでBlue/Green LEDと蛍光試薬の組み合わせに不安も解消され、また、装置の使い勝手や操作性に関しても誰でも簡単に使用出来そうと高い評価をいただき購入に至りました。
実際にお試しいただき良さを分かっていただいてのご購入となり大変嬉しく、微力ながらこれからもサポートを続けさせていただきたいと思っております。