第2回!研究室インタビュー

日本ジェネティクス
本記事は、弊社の「実験環境よくばり向上プロジェクト」にご賛同いただき、実際にそのコンセプトに沿った製品を導入されているお客様の事例を、インタビュー記事と共にご紹介させて頂く企画です。
どのような経緯で製品を導入するに至ったのか、導入後は実験環境がどのように変化したかなどをご紹介いたします。

お話聞かせてください!研究室インタビュー

第2回のインタビューに快く応じて下さったのは、
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 細胞核輸送ダイナミクスプロジェクト
の皆さんです!

さっそくお話を伺っていきましょう!


■どのような研究をされている研究室でしょうか?

研究室の皆さん
我々の研究室は、哺乳類細胞の細胞核に着目して、核と細胞質との間で行われるタンパク質輸送メカニズムを研究しています。特にがんや感染症など様々な疾患において、核輸送機構がどのように変化しているのかを解析し、その知見を生かした創薬を目指しています。

■UV、EtBrから切り替えられた理由をお教えください

研究室の皆さん
ラボメンバーの実験環境を改善する一環として、紫外線、EtBrに替る核酸染色試薬を探していたことが第一の理由です。

■弊社FASⅤ(Blue/Green LED)、ミドリグリーンDirectを知った経緯をお教えください

研究室の皆さん
FASⅤは、FASⅢを使用してきましたがそろそろ切替時期と思い代理店さんから紹介されました。
ミドリグリーンDirectはFASⅤのデモにてはじめて知りました。

■FASⅤ、ミドリグリーンDirectを試された結果と感想をお教えください

研究室の皆さん
泳動像が非常にクリアでバックグランドが極めて低いというのが第一印象です。またミドリグリーンDirectはUV機にも利用できるため、従来の機器を継続して活用したいメンバーにとっても受け入れやすいと考えました。
FASⅤはコンパクト、画像保存ができる、タッチパネルとCCDカメラの設定がマニュアル操作できる、トレイが引き出しタイプでゲルの切り出しが容易なところがいいですね。
図1

1kb DNA Ladder(NEB Biolabs,10μL)を0.8%アガーロースゲルで泳動した。レーン1-3にはミドリグリーンDirectを原液1/4希釈、1/6希釈したものを各1μLずつ添加している。図2は同一ゲルに流したDNA Ladderをエチジウムブロマイド(EtBr)により後染めしたもの。
撮影はFASⅤ(Blue/Green LED)を用いた。

 

図2

ジェノタイピング実施例。1/4希釈したミドリグリーンDirectをPCR産物とともに泳動したもの。レーン2,4,5は野生型、レーン3,6はヘテロ異性体、レーン1,7は変異型を示す。FASⅤ(Blue/Green LED)により撮影。

■FASⅤ、ミドリグリーンDirectに今後期待されることがあればお教えください

研究室の皆さん
ミドリグリーンDirectは、添加する量と核酸の長さの組み合わせによっては泳動度が変わるケースがあります。我々の研究室で条件検討した結果、現在提供されている原液の1/4濃度でもBlue/Green LEDであれば十分な蛍光強度を保っており利用可能です。また、低濃度にすることで泳動度の変動を抑えることが分かりました。従って核酸と試薬の量比に関する最適条件をさらに検討いただき、実験者にとってより利便性の高い情報の提供を望みます。

■他の研究室に伝えたいことがあればお教えください

研究室の皆さん
ミドリグリーンDirectは、ジェノタイピングのような他検体を対象とする実験やリアルタイムPCR後の確認実験など、バンドパターンが確定している実験に適しています。一方泳動度が変動する可能性があるため、サブクローニングなどで複数のバンドを分離する場合には、あらかじめ条件検討を行うことをお勧めします。

NGC営業担当者より

NGC営業担当者
もともとFAS-Ⅲを長く使われていたこちらの研究室。
実験環境改善の一環としてUV(紫外線光)ではない装置をお探しでした。
代替試薬の使用に関しては、撮影装置の用途が主にマウスのジェノタイピング判定であり、技官の方がタイピングを行う上で重要なS/N比を重要視されていた事から非常に慎重に考えられておられるとの事でした。また一番バンドが綺麗に見えるのはEtBrであると信じていたため、当時は他社のLED撮影装置とEtBrで検討されていたとお聞きしています。FASⅤのデモンストレーション時に初めてEtBr代替試薬(ミドリグリーン)との組み合わせ使用を提供させて頂きましたが、その時もやはり懸念はおありのようでした。しかしミドリグリーンDirect独特のS/N比の綺麗さ、バンドのシャープさを気に入って頂き今回のご採用に至りました。
ネックになっていたミドリグリーンDirectのコストについては、自ら4倍希釈を試されることで解決。同製品特有の移動度についてもご理解頂き、その特性がわかればジェノタイピングにはなんら影響が無いと仰って頂けました。
既に半年以上お使い頂いていますが、実験室の環境のみならず遺伝子判定の質も向上したとの事で、この度のご提案がお役に立てようで非常に光栄です。

チームみどり@NGC担当者より

チームみどり担当者
今回もお客さもの声を聞かせて頂こうと営業マンに相談すると、「あっ、いますいます、会って欲しい良い先生!」とコンタクトさせて頂いたのが医薬基盤・健康・栄養研究所の宮本先生でした。
宮本先生とはインタビューを含め数回メール、面談でお話させて頂き、ラボの皆様が喜んでおられることが実感でき非常に良い経験をさせて頂きました。
今後はFASⅤやミドリグリーンDirect以外の製品を使用されておられる研究者の方々のご紹介もしていきたいと思います!

国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 細胞核輸送ダイナミクスプロジェクトの皆様、貴重なお時間ありがとうございました!

同研究室でご採用頂いた製品一覧

お話を聞かせて頂ける研究室を募集しています!
今回ご紹介させて頂いた事例のように、すでに実験環境の向上に取り組んでいる、またはこれから取り組まれる予定という研究室の方がいらっしゃいましたらぜひお話を聞かせて下さい!当社製品導入済み・未導入に関わらず、ご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。
日本ジェネティクス チームみどり(Email:info@genetics-n.co.jp)

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