ライブセルイメージングのマストアイテム!ibidi ヒーティング&ガス インキュベーションシステム

顕微鏡のステージ上で温度・湿度・CO2・O2を正確に管理!
長時間のライブセルイメージングを可能にするステージトップインキュベーター

ibidi社のステージトップインキュベーションシステムでは、結露防止設計が採用され、均一な加熱と安定した温度管理を行うibidiヒーティングシステムと、湿度を厳密管理する独自技術の加湿システムが搭載され、湿度・CO2・O2をコントロールするためにそれぞれ独⽴した制御システムで構成されております。

スライド、ディッシュ、プレートを含む、すべての顕微鏡プラットフォームに対応し、顕微鏡観察を邪魔せず、細胞に快適な温度環境を提供します。また、灌流培養装置 ibidi ポンプに適合するので、シェアストレスに応答する細胞のリアルタイム観察に使用可能です。

この記事で紹介した製品

ibidi ステージトップインキュベーションシステム選択ガイド

必要に応じた4種類の製品タイプをご用意

製品情報

CatNo. 製品名 単位 価格(税抜)
ib11920 Gas Incubation System for CO2 1式 ¥1,460,000
ib11922 Gas Incubatin System for CO2 and O2 1式 ¥1,786,000
ib10918 Heating System, Universal Fit, for 1 chamber with Heated Lid 1式 ¥1,283,000
ib10929 Heating System, Multi well Plates, K Frame 1式 ¥1,516,000
ib10310 Stage Adapter for Nikon Ti-S-E and Ti-S-ER Motorzied Stage to K-Frame 1式 ¥104,000
ib10720 Stage Top Incubation System, Universal Fit, for 1 Chamber, CO2(ib11920 + ib10918) 1式 ¥2,743,000
ib10724 Stage Top Incubation System, Multi-Well Plates, K-Frame, CO2(ib11920 + ib10929) 1式 ¥2,976,000
ib10722 Stage Top Incubation System, Universal Fit, for 1 Chamber, CO2/O2(ib11922 + ib10918) 1式 ¥3,069,000
ib10726 Stage Top Incubation System, Multi-Well Plates, K-Frame, CO2/O2(ib11922 + ib10929) 1式 ¥3,302,000

※価格は2022年4月現在のものです。

ibidiステージトップインキュベーションシステムで使用するアクセサリも豊富にございます。

ibidi ヒーティングシステム

特長

  • ガスインキュベーションシステムとは独立した制御システムです。
  • 均一な加熱と安定した温度管理が可能です。
  • 画像取得失敗の原因に繋がる、結露防止設計です。
  • 4つの制御チャンネルを持ち、ヒートリッド、ヒートプレートおよび他の2つのコンポーネントと接続が可能です。

結露を防ぐヒートリッド


フタをプレートよりも高い温度に加熱することが可能な設計。
これにより、加湿に伴う結露を大幅に削減し、結露に起因する画像取得失敗を防ぎます。

安定かつ均一な温度コントロール

 
ibidi ステージトップインキュベーションシステム使用時のµ-Slide VI0.4(左)とµ-Slide 8 Well(右)における温度分布。均一な温度コントロールができている。画像はFLIRサーモグラフィで取得。

仕様

温度安定性 ±0.05℃
インサート全体の温度均一性 ±0.5℃
温度範囲 室温~ 45℃
コントロールチャンネル 4
コントロールソフトウエア 付属
外部温度センサー 付属
アラーム機能 付属

ibidi ガスインキュベーションシステム

特長

  • CO2濃度のみをコントロールするタイプと、低酸素培養にも対応するO2濃度もコントロールできるタイプの2種類よりご選択いただけます。
  • 特許取得済みの独自の高速加湿システムが、培地の蒸発を防ぎます。
  • 加圧空気を用いたガス循環システム採用。顕微鏡観察の邪魔になる振動を抑制します。
    ※加圧空気が得られない場合、オプションとしてAir pressure generatorの購入が必要になります。

湿度コントロール方法

インキュベーター内の湿度を管理するために、乾燥したガスと湿ったガスの供給量を調整して提供する湿度管理システムを採用しています。この方法では、適切な量の湿度を迅速に供給できるので、センサーで感知した湿度に対し即時応答することができます。

■ 定常状態

■ 低湿度状態になった場合 → 加湿ガスを増やす

■ 高湿度状態になった場合 → 乾燥ガスを増やす

仕様

  CO2コントロール O2コントロール 湿度
コントロール
ガスフロー
コントロール
範囲
0~15% 1~21% 20~99%
(相対湿度)
0~20 L/h
精度 0.1% 0.1% 0.1%  

ibidiポンプシステムと接続可能

ibidi ポンプシステムを接続すれば、灌流培養ライブセルイメージングのセットアップに使用可能。
これにより、灌流培養下の細胞も長時間タイムラプス観察できるようになるため、シェアストレスに応答して形態を変化させていく様子を捉えることができます。

  

 

この記事で紹介した製品

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