低価格で使いやすい常磁性ビーズ懸濁液が新たに登場!
KAPA Biosystems社より、次世代シーケンシングおよび分⼦⽣物学ワークフローにおける⼀本鎖および⼆本鎖DNAの精製/サイズセレクションに最適化された常磁性ビーズ懸濁液、KAPA HyperPure Beadsが新発売されました。
ビーズ精製試薬の定番製品と同等レベルの高回収率でありながら、低価格を実現しています。
KAPA HyperPure Beads
製品特長
- 1回の反応で1 ng〜5 µgのDNAを迅速かつ確実に精製/サイズセレクションするよう設計。
- 本製品のバッファーは、最適化された濃度のPEG/NaClクラウディング成分を含んでおり、DNA分⼦が常磁性ビーズに結合しやすくなるよう調製。
- 濃度⽐を調整することで、ビーズに保持されるDNA断⽚のサイズ分布の最適化が可能。
- 高いコストパフォーマンス
CatNo. | 製品名 | 単位 | 価格 (税抜き) |
---|---|---|---|
KK8007 | KAPA HyperPure Beads | 5 mL | ¥35,000 |
KK8009 | KAPA HyperPure Beads | 60 mL | ¥150,000 |
KK8010 | KAPA HyperPure Beads | 450 mL | ¥727,000 |
※価格は2021年11月現在のものです。
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テクニカルノート
ライブラリー作製におけるビーズ性能比較
2021〈06〉のテクニカルノートで紹介したプロトコルで作製したライブラリーを用いて、ビーズ精製試薬のスタンダードである製品Aと、KAPA HyperPure Beadsでライブラリー作製におけるビーズ性能比較を行いました。
実験① サイズの比較
KAPA HyperPure Beadsと製品Aのサイズ分布の比較を行い、差がないことを確認した。
実験② 収量の比較
KAPA HyperPure Beadsと製品Aの収量の比較を行い、差がないことを確認した。
結論
KAPA HyperPure Beadsについて製品Aと比較して、サイズ、収量とも同等のライブラリーが作製でき、本実験使用プロトコルにおいて、使用可能であることが確認できた。
詳しくは、2021〈06〉のテクニカルノートをご覧ください。
この記事で紹介した製品
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