「顕微鏡で細胞を観察する容器」に特化した製品を開発しているドイツのibidi社。
ibidi社の細胞観察容器を実際にご使用されているユーザー様に語っていただくべく、本製品を導入いただいている研究室様にオンラインでのインタビューを企画いたしました。
お話聞かせてください!研究室インタビュー
快くインタビューに応じてくださったのは、
北海道大学 大学院医学研究院 生化学分野分子生物学教室 半田 悠 先生です。
では、さっそくお話を伺っていきましょう。
こちらの研究室で主に使用しているibidi製品のご紹介はこちら
■ こちらの研究室では、「細胞の接着と運動の制御」に焦点を当てた解析を行っているようですが、半田先生は日頃どのような研究をされているのでしょうか?
■ 実際に、どのような細胞機能を解析されているのでしょうか?
■ 半田先生が行っている細胞機能の解析で、ご使用いただいているibidi製品を教えてください。
その他に、µ-Dish 35mm high ibiTreat(ib81156)、Culture-Inserts 2 well(ib80209)も使用することがあります。
■ 複数のibidi製品をご使用いただいているのですね。ありがとうございます!
研究の中で、主に使われているµ-Slide 8 well ibiTreat(ib80826)などのibidiの細胞観察容器はどのような場面で使用されていらっしゃいますか?
具体的には、ミトコンドリア染色試薬で染色し、共焦点レーザー顕微鏡を用いて、ミトコンドリアのダイナミクスを計測できるかの評価検討を行っています。
■ Culture-Inserts 2 well(ib80209)はどのように使用されていらっしゃいますか?
■ ibidiの細胞観察容器を知った経緯・導入に至ったきっかけを教えてください。
この中で、µ-Slide 8 well ibiTreat(ib80826)が使用されているのですが、ガラス上にコーティングするよりも簡便かつ細胞が接着しやすいという点が導入に繋がりました。
■ なるほど…。µ-Slide 8 well ibiTreat(ib80826)の底面素材として用いられているibidiポリマーが、ガラスと比較して細胞が接着しやすい点が評価ポイントだったのですね。
実際にご使用されてみて、どのような感想をお持ちになりましたか?
■ 複数の条件をまとめて検証とのことですが、具体的にはどのような実験でしょうか?
何度もスライドを取り換える手間や時間がかからないところが良いです。
■ ありがとうございます。使いやすさはibidiの細胞観察容器ならではですよね。
ibidi社の細胞観察容器に今後、期待されることはありますか?
■ 超解像観察対応するプラスティックフィルムの観察容器が開発された場合、半田先生の研究でどのように活用することができますか?
■ 今までよりも、活用できる幅が広がるということですね。
新たな製品に関するリクエストは、ibidi社にも共有させていただきます。
最後に、現在ibidiの細胞観察容器の導入を検討している他の研究室にお伝えしたいことがあればお教えください。
■ この度はいろいろなお話をお聞かせいただきありがとうございました。
NGCテクニカル担当者より
なお、半田様は、ご研究のみならず、新型コロナワクチン接種等のご対応もされている医療関係者の一人でもございます。今回のインタビューは、お忙しい時間を縫ってご協力いただきました。この点、大変嬉しく思うと共に、パンデミック克服に向けた日々のご尽力に対し、この場を借りて感謝の意お伝えさせていただきたく存じます。
北海道大学大学院医学研究院 生化学講座分子生物学教室
半田 悠 先生
この度は貴重なお話ありがとうございました。
今回ご紹介させて頂いた事例のように、すでにibidi細胞観察容器を利用されている、またこれから利用予定という研究室様がいらっしゃいましたらぜひお話を聞かせて下さい。
当社製品導入済み・未導入に関わらず、ご興味がありましたらこちらからお気軽にお問い合わせください。
こちらの研究室で主に使用しているibidi製品のご紹介
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