平成30年度 東京都生物教育研究会 第10回生物勉強会「DNA関連の授業研究協議」

2018年11月16日(金)に都立井草高等学校にて行われました平成30年度 東京都生物教育研究会 第10回生物勉強会「DNA関連の授業研究協議」に弊社営業1名と編集担当の2名が参加してまいりました。
高校生の楽しそうな授業の風景、そして先生同士で行われる授業教材の意見交換や研究協議、普段の業務では感じることのできない雰囲気を感じることができました。
授業内では、弊社の試薬や機器を使用していただき、生徒の皆様自信が触って、見て、感じることのできる素晴らしい授業内容でした。
勉強会の場では、営業担当が「危険なエチジウムブロマイドとUV光源に替わる、核酸染色試薬とLED光源」についてご紹介させて頂きました。その姿もぜひご覧ください。

公開授業

授業内容:DNAの切断と電気泳動
目的:DNAを扱う遺伝子工学の基礎的実習を体験する。DNAの制限酵素による切断と、断片化したDNAの電気泳動による分離、検出について、その原理から理解する。

  1. 指定の内容物を一つずつ確実にチューブの底に添加する
     
  2. 指定の内容物が作成したらチューブをフロートに深く差し、37℃の恒温水槽に浮かべる。(酵素処理の理想的な時間は時間は1時間:待ち時間中は復習を行いました)
  3. 泳動用のアガロースゲルを、電気泳動層にのせる。
  4. 6レーンを使用して1~5にDNAサンプルを10uLずつ、6レーンにDNAマーカーを5uL入れる。
  5. 泳動層の両側に、泳動用バッファーをゆっくり注ぎ込む。ゲルの上まで浸り、すべての穴が空気が逃げればOK
  6. ふたをして直流100Vで15分から20分通電し、電気泳動する。
  7. 泳動終了後、ふたを開け、広げたラップフィルムの上にゲルを取り出す。
    ラップにくるんでイルミネーターの上に置き、特定の波長の光でミドリグリーンを発光させる。
  8. ゲルを写真に撮って記録する

    FAS-Nanoで撮影

    FAS-Digiで撮影

 

 

 

 

 

 

学生実習らしく、成功した班もあれば、そうでない班もありました。
授業の最後には、自分たちの結果が100点中何点だったのかなど、失敗した原因や考察などを考えることは、非常に勉強になると感じました。

平成30年度 東京都生物教育研究会
第10回生物勉強会「DNA関連の授業研究協議」

「生物勉強会」とは…。
2007年から始まった研修会です。
教科書に載っている基礎的な実験・実習をどのように進めていくか、コツはどこにあるのか、効果的な教材や授業方法にはどのようなものがあるかなど、参加者の実践例を交えて、みんなで検討していくものです。

綺麗なバンド画像を、生徒の皆さんにも見せてあげたい!と久永先生からご意見を頂き、5.6時間目で行った実験を再度行ってみようということで、勉強会に参加された先生方のお力をお借りして行いました。
待ち時間には、弊社営業担当が「危険なエチジウムブロマイドとUV光源に替わる、核酸染色試薬とLED光源」について説明をしながら進めていきました。

 

 

 

 

うまくいかなかった原因は何なのか、どうしたらうまくいったのだろうという先生同士で交わされる会話の内容は、私たちにとっても非常に勉強になりました。

実験が終了した後は、それぞれの先生方が、持参した教材、資料を見ながら意見交換を行いました。学校で使用している製品を紹介している時間は、弊社としては新しい発見もありとても参考になりました。

弊社、参加者の感想

営業担当 Y
今回は初めて高等学校の学生実習を見学させていただきました。
私たちも授業に参加し、貴重な体験をさせていただきました。
生徒の方々も実際に実験するのが初めての方がほとんどでしたので、一つ一つの工程に興味深そうに取り組んでいたのが非常に印象的でした。
電気泳動後にBlue/Green LEDで検出する際にの本当に見えるの???という緊張感で、バンドが見えたときの「おー!」という反応はとても嬉しく思いました。
興味津々に装置の周りに集まり、覗き込んで見ていたことを鮮明に覚えています。
安全なMidoriGreenとBlue/GreenLEDだからこそ、先生も生徒の方も安心の為、終始和やかな雰囲気で実習が進行できたんだと思います。
この度、取材させて頂きました都立井草高等学校の久永先生、生徒の皆さま本当にありがとうございました。
これから、高等学校の生物でも実習する機会も増えると思います。
これから実習をスタートしたい等、ご相談があればお気軽にお問い合わせください。
編集担当 N

今回初めて都立高校の生物の授業を見学させて頂きましたが、どの生徒さんもとても興味深そうな表情で、そして楽しそうな雰囲気で実験に取り組んでいたのが印象的でした。サンプルをゲルにアプライする際の緊張感、イルミネーターで照射する時にはきちんとバンドが見えるかどうかを見守るときのワクワク感・・・その全ての工程に目をキラキラと輝かせていたように見えたのは、私だけでしょうか。とにかく和気あいあいとした雰囲気で終始授業が進行されていたのは、久永先生が普段から生徒さんに、生物という教科をとても分かりやすく面白おかしく教えられているからなんだろうなぁと思いました。
UVイルミネーターと異なり、Blue/Green LEDイルミネーターの光は危険なものではないため(※)特別な保護や器具の装着は必要ありません。また、授業では危険なエチブロではなく安全なミドリグリーンを染色試薬として使ったため、もちろんグローブは着用頂きましたが、このような学生実験の場面でも全員がストレスフリーでいられる秘訣になっていたかと思います。
危険性のある実験器具を生徒さんに触らせることに対して誰よりも敏感になるのは教員の先生ご自身ですよね。安全なものを使用しているというだけで授業の内容に集中頂けたのではないでしょうか。
写真でもわかる通り、FAS-NanoやBlue/Green LEDイルミネーターでバンドを検出する際には周りに沢山の生徒さんが集まり、次から次へと交代で見ていらっしゃいました。UVと異なり、長時間照射してもサンプルへのダメージが少ないLEDだからこそ出来た、この人だかりの風景でした。
安全なものを使用する事により、高校の生徒さんが授業に集中され、そして生物という科目の本当の楽しさに気づく事が出来るという事は、私たちにとっても新たな発見となりました。今回の取材を快く受けて下さった都立井草高校の久永先生、生徒の皆さま、本当にありがとうございました。

※直視はしないようご注意ください

編集担当 I

久しぶりに学校の授業風景を見ることができ、高校生時代を思い出しました。楽しそうに皆で協力しながら行う実験がとても楽しそうで、私自身も楽しく見学することが頂きました。
生徒さん自身が最初から最後まで体験できる授業内容は、使用するものが安全であることで皆で楽しく、新しい発見を見つけていけるのだと感じました。
楽しそうな授業の風景も、多様な視点からの意見を聞くことができた勉強会もとても貴重な時間でした。

都立井草高等学校 久永先生、生徒の皆さま。この度は貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございました。

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