- ジェノスタッフ株式会社とは?:ISH(in situ Hybridization)、免疫組織染色を始めとした遺伝子機能解析に関する研究受託会社
- ISHにおいては4,000遺伝子以上の解析に成功しており、また、1,000種類以上の抗体の免疫染色の受託経験をもつ、高い技術力をもった会社
- 動物の解剖、固定、薄切、染色など一連の作業をすべて自社で実施
- その豊富で貴重な経験と知識を生かして、同社の野口社長が、自社のホームページで発信されているコラムを、特別な許可をいただき転載しております。
- 時に辛口で、時に生々しい野口社長のコラムをお楽しみください。
私たちは、パラフィン切片やパラフィンブロックの保存方法にも気を配っています。
これまでの経験で、切片の保管や保存方法によって免疫染色やISHの染色性にも差が出ることがわかりました。
ターゲットが高発現であれば、あまり影響を感じないかも知れませんが、転写因子などの低発現分子であれば、検出できていたものが見えなくなるなど、染色の再現性にも関わることがあります。
大きなお世話ですが、色々な研究施設で切片(スライド)が、そのままマッペの上に置きっぱなしになっているのを見ると気になります。。。大丈夫かなと・・・
下記のようにきちんと保存してあげれば、切片(ブロックも同様)の品質を長期間保持することができますのでお試しください。
保存のポイントは、除湿、遮光、冷蔵です。
切片の保存方法
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プレパラート標本箱 東新理興 PK-12(12枚入り) PK-25(25枚入り) シールした時に密閉できるタイプのスライドケースを選ぶ。 |
シリカゲル N社 30623-75など。 針で穴をあけた小型のビニール袋に入れておく。 |
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切片をスライドケースに入れる。 スライドガラスは、1つの溝に背中合わせで2枚ずつ入れることもできます。 |
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ビニールテープでシールする。 |
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シリカゲルと一緒にチャック付きのビニール袋に密閉し、4℃で保存する。 *使用後には必ず30分程度室温に戻してから、開封する。 (スライドに霜が付くと、染色不良の原因となります。) |
2018年7月6日掲載分
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