【第4弾】ここがすごい!ibidiポンプシステムでできること

第4弾 スフェロイドを顕微鏡観察する

ibidiポンプシステムの魅力について、さまざまな視点から5回に渡ってお届けしている本シリーズ。細胞培養における、ibidiポンプの役割や可能性をお伝えしています。
第4弾の今回は、「スフェロイドを顕微鏡観察する」のに適したスライド2つをご紹介。ibidiでは、スフェロイドの長期培養に適した生育環境を提供するだけではなく、スフェロイドの顕微鏡観察に適した場を提供する点にも力を注いでいる点を解説します。

第1弾 シェアストレス下で細胞を培養する 
第2弾 長期培養を可能にする
第3弾 血管内皮を模倣する
第4弾 スフェロイドを顕微鏡観察する ← 今回はこちら
第5弾 セルアレイと組み合わせる

この記事で紹介した製品

µ-Slide Spheroid Perfusion

第2弾の記事で、ibidiポンプとµ-Slide Spheroid Perfusionを併用した灌流培養は、細胞にとって淀みのない快適な生育環境を実現し、スフェロイドの長期培養を可能にすることを説明しました。

今回は、µ-Slide Spheroid Perfusionのスフェロイド顕微鏡観察におけるメリットをご説明していきます。

メリット①:底面がカバースリップ構造

µ-Slide Spheroid Perfusionは、底面がibidiポリマー製カバースリップで構成されています。このため、底面から観察したときに、対物レンズ先端からスフェロイドまでの距離が非常に近く、高倍率のレンズが使用しやすい設計になっています。
ibidiポリマーとは?
  • ibidiポリマーは、ibidi社独自技術が用いられた顕微鏡観察に用いるカバースリップの素材です。
  • ibidiポリマーでつくられたカバースリップは、ポリマー製にもかかわらず、ガラスと同等の光学特性(屈折率、低自家蛍光)を示し、かつ、厚さの面でもカバーガラス同様の規格で作られているため(180 μm + 10 /– 5 μm)、顕微鏡観察に用いられるカバーガラスと同様に扱うことができます。その一方で、カバーガラスでは難しい、培養用プラスティックならではの細胞接着性とガス透過性を備えており、まさに顕微鏡での細胞観察に最適なカバースリップです。

メリット②:スフェロイドの顕微鏡観察に最適な形状

多くのスフェロイド作成容器は、細胞を凝集させるためにデザインされた、細胞非接着性の円形構造をしています。このような構造の容器は、フォーカス面が非常に狭く、スフェロイド観察が難しくなります。

一方、フォーカス面が広くとれる平面構造だと、細胞集積が難しく、均一なスフェロイド作成が難しくなります。このデメリットに加え、灌流培養を行った場合、スフェロイドが平面上を転がり、移動しやすくなるため、顕微鏡観察中に視野から外れるリスクが高くなります。ibidi µ-Slide Spheroid Perfusionでは、この点を十分に配慮した“るつぼ”のような形状をしています。

顕微鏡観察に最適な形状

CatNo. 概要 単位 価格(税抜)
ib80350 µ-Slide Spheroid Perfusion Bioinert 15枚 ¥79,000
ib80351 µ-Slide Spheroid Perfusion 未コーティング 15枚 ¥79,000
ib80356 µ-Slide Spheroid Perfusion ibiTreat 15枚 ¥79,000

※価格は2021年11月現在のものです。
u-Slide Spheroid Perfusionの詳細・価格はこちら

ibidiマイクロパターンスライド

次に紹介するのはibidiマイクロパターンスライド6(VI) 0.4になります。本スライドは、マイクロパターニング技術が採用されたスライドで、ibidiポリマー平面上の特定スポットにスフェロイドを固定し、生育することを可能にします。このスライドは、ibidiポンプを使用した灌流培養にも使用可能であり、灌流下のスフェロイドを特定位置に固定し、顕微鏡視野から外れることなく観察できるようにします。

製品特長
  • マイクロスライド6(VI) 0.4に、直径100 µm、円形の、マルチセルアレイに理想的な細胞接着⽤パターン(マイクロパターン)が刻まれた製品です。
  • 細胞播種する部分(チャネル)にはチューブを接続するためのルアーコネクターが備わっています。このため、ibidiポンプ等に接続することも可能です。

 

マイクロパターニングテクノロジーの原理

ibidiポリマーカバースリップにibidi独自の技術で細胞非接着性加工したものを、バイオイナート表面と言います。マイクロパターニングは、このバイオイナート表面に対し、RDGペプチド等を用いた接着パターンを刻む技術です。播種された細胞は、パターンに沿った形でしか、底面に接着できないため、空間的に定義された細胞アレイを可能にします。

マイクロパターニングの特性
  • 共有結合性で底面に結合しているため、極めて安定です。数⽇から数週間の⻑期培養でも効果が持続します。
  • ibidiポリマーカバースリップ、バイオイナート表⾯が持つ、光学性能を妨げません。このため⾼解像度顕微鏡観察対応です。
  • パターンは、蛍光観察や位相差顕微鏡観察には映らず、細胞観察を妨げません。
CatNo. 製品名 単位 価格(税抜き)
ib83602 µ-Slide VI 0.4 µ-Pattern RGD, cir100, pit500, hex 10枚 ¥134,000
ib83602S µ-Slide VI 0.4 µ-Pattern RGD, cir100, pit500, hex
トライアルパック
2枚 ¥30,000

※価格は2021年11月現在のものです。
µ-Slide VI 0.4 With Multi-Cell µ-Patternの詳細・価格はこちら

 

ibidi マイクロパターニングを用いたスフェロイド作成

マルチセルアレイ⽤マイクロパターンスライドは、培養面の特定位置にあるスポット上でスフェロイドを作成することを可能にします。

 

マイクロパターニング上のスフェロイド形成

これまで見てきたように、ibidiでは、ibidiポンプを使用しながら、スフェロイドにとって快適な生育環境を提供するだけではなく、スフェロイド顕微鏡観察に適した環境も同時に実現するための製品を準備しています。ご興味を持った方は是非一度、お試しください!

ibidiが誇るマイクロパターニング技術を使用したスライドを試せるチャンス!

ibidiポンプシステム デモ受付中

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この記事で紹介した製品

ibidi ポンプシステムの詳細・価格はこちら

µ-Slide Spheroid perfusionの詳細・価格はこちら

µ-Slide VI 0.4 With Multi-Cell µ-Patternの詳細・価格はこちら

 

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