最近カタログやWEBで見かけるあの商品・・・
その使用感、性能は実際に試してみないと分からない。
こちらでは、お客様に代わって弊社のテクニカル担当が話題の製品を
実際に使用してみた結果をご紹介いたします!
実際に使用した製品のご紹介
今回実際に使用してみた製品はFastGene™ ミドリグリーンXtraは、高いS/N比を可能にする核酸染色試薬です!
■特徴
• エチジウム ブロマイド(EtBr)に替わる安全なDNA 蛍光染色試薬
• バックグラウンドの低さとS/N 比の高さが最大の特長
• Blue/Green LED、青色LED 光と相性抜群
• UVイルミネーターでの検出、撮影は推奨いたしません
▼製品の詳細な情報はこちらでもご紹介しています。
実際に使ってみました!
なぜ?
どうやって?
実験手順
以下の条件で先染めゲルを作成した。
• アガロースゲル :2.0% TAE agarose gel(NE-AG02)12.5ml/ミニゲル1枚
• 核酸染色試薬 :メーカー指定量使用
試薬名 | メーカー指定添加量 ( 2% agarose 100 mL) |
---|---|
ミドリグリーン Xtra (NE-MG10) | 4 μL |
ミドリグリーン Advance (NE-MG04) | 4 μL |
C 社 染色試薬GG | 10 μL |
C 社 染色試薬GR | 10 μL |
⇓
ゲル作成
⇓
⇓
電気泳動
⇓
画像取得
⇓
画像解析
(バンド輝度, S/N比計算)
結果
ミドリグリーン Xtra | ミドリグリーン Advance | |
---|---|---|
Blue LEDで撮影 |
||
Blue/Green LEDで撮影 |
||
UVイルミネーターで撮影 (302 nm) Exposure 3 sec |
どうだった?
本記事ではダイジェストでお伝えしています。詳しい実験条件等は下記記事に記載がございます。
こちらもぜひご覧ください。(WEBより資料をダウンロードすることも可能です。)
• バンド輝度の高さ
• バックグラウンドの低さ(S/N比の良さ)
• バンドが分子量に準じて歪みなく分離されること
• 核酸染色試薬が泳動度に影響を及ぼさないこと
をクリアしているか確認してみました。