【News from overseas】ibidiマイクロスライド活用事例：Aspergillus fumigatusの蛍光イメージング

こちらのコーナーでは、海外のサプライヤーから私たち世界各国の販売代理店向けに発信されるメールニュース、FacebookやLinkedInといったSNSなどで発信された投稿から、ホットな最新情報だけをピックアップして日本のみなさまにシェアさせていただきます！
アメリカ、ドイツ、イギリス、中国など多種多様な国のサプライヤーから発信されるニュースをお楽しみください。
本日は、細胞観察器具メーカーであるドイツ ibidi 社から届いた最新ニュースをご紹介します。

ibidi社によるLinkedIn投稿内容

Pfister et al.による最近の記事です。µ-Slide8を用いてAspergillus fumigatusの蛍光イメージングを行っています。この論文では，ハイブリッドイメージングを行っており，Aspergillus fumigatus肺感染症に関与するSiderophoresを蛍光と68Ga-で標識しています。
https://lnkd.in/dBGVNTN

Recent article by Pfister et al. in Biomolecules: Fluorescence imaging of Aspergillus fumigatus with the ibidi µ-Slide 8 Well.
Hybrid Imaging of Aspergillus fumigatus Pulmonary Infection with Fluorescent, 68Ga-Labelled Siderophores https://lnkd.in/dBGVNTN

Pfister et al. の学術記事内容

＜要点＞
超解像顕侵襲性真菌感染症の原因となるAspergillus fumigatusが分泌するSiderophore desferri-triacetylfusarinine Cを観察する方法として、PET/CTと蛍光観察を組み合わせた新規メソッドを確立した論文になります。
本論文では，µ-Slide 8 Well 上で，Aspergillus fumigatusを培養し，共焦点顕微鏡を用いて観察しています。Cy5およびCy5標識した[Fe]DAFCを取り込ませた菌糸の様子が鮮明に捉えられています。