モバイル リアルタイムPCR装置 Biomeme Franklin™ ご導入済み研究室インタビュー

フィールドで、すぐにその場で解析可能なモバイル リアルタイムPCR装置 Franklin™。専用スマートフォンで簡単に操作ができ、1ラン辺り最大9サンプルの同時測定を可能とするFranklin™の魅力を語っていただくべく、本機を導入いただいている研究室様にオンラインでのインタビューを企画いたしました。

お話聞かせてください!研究室インタビュー

快くインタビューに応じてくださったのは、
広島大学 学術・社会連携室 環境遺伝生態学分野 藤吉 奏 先生です。

では、早速お話を伺っていきましょう。

Franklin™のご紹介はこちら


■はじめに、藤吉先生が所属する環境遺伝生態学分野では、どのような研究をされているのでしょうか?

藤吉先生

微生物が微生物同士や環境と、どのように相互作用して生息しているのか?について、実験・ビックデータ解析の両面から取り組んでいます。 特に、住環境の微生物動態、微生物と気候変動との関係や、赤潮、養殖場の抗生物質耐性に着目しています。
詳しい実験内容については、ホームページをご覧ください。

■微生物に関する研究の中で、実際に藤吉先生が担当している研究内容はどのようなものになるのでしょうか?

藤吉先生

先程述べた研究全般のほか、国内外でのフィールドから研究室にいたるまでの実験・データ解析に取り組んでいます。

■では、Franklin™を知ったきっかけを教えてください。

藤吉先生

フィールドで使用できる「バッテリー駆動かつ持ち運び可能な装置」を探すために、以前から貴社サイトのフィールドテスト関連製品特集を定期的にチェックしていたんです。そこでFranklin™を見つけたことがきっかけです。

■弊社のフィールドテスト特集ページを定期チェックしていただいたとは!
特集ページがお役に立てて大変嬉しいです!
Franklin™の導入に至った決め手はどのような点にあったのでしょうか?

藤吉先生

PCRプログラムを自由に組めるので、多様なDNAポリメラーゼを使用できること、qPCRの結果を見るだけでなく、その後のサンプルを回収・シーケンスに使いたいと考えていたので、Franklin™が最適でした。デモの日程や期間を柔軟に対応していただけたおかげで、納得するまで試すことができました。

■複数のニーズに対応できる点が決め手となったんですね。
藤吉先生は元々フィールドでの使用を想定されていたとのことですが、実際にどのような場所でFranklin™を使用されていますか?

藤吉先生

研究室で簡単にqPCRができるので、微生物量を確認したい時(16S, 18S rRNA)や、もちろんフィールドでも使用しています。今のところ臨海実験所で試していますが、コロナ収束後は海外にも持ち運んで養殖場や海洋調査時に使用したいと考えています。


フィールド調査の様子

■早くFranklin™が海外でも活用いただけるようになること、私たちも願っております。
Franklin™を使用していただいた中で一番良いと思った点を教えてください。

藤吉先生

一番良い点は、バッテリー内蔵、最大9サンプル同時ランかつ20 µL/sampleの点です。

■今後、Franklin™に改良や改善を希望される点があれば教えてください。

藤吉先生

フィールド関連商品を一式キットとして発売してもらったり、組み合わせて購入することで単品価格より安く購入できるなど・・・。
販売方法を工夫してもらえると、さらに使用の幅が広がると思います。

■具体的かつとても貴重なご意見、ありがとうございます。社内で共有させていただきます。
最後に、Franklin™の導入を検討している他の研究室に伝えたいことがあれば教えてください。

藤吉先生

デモ機で使い心地や耐久性、酵素やプライマーとの相性、消耗品も含めて納得するまで検討するのが重要だと思います。

参考文献

Suitcase Lab: new, portable, and deployable equipment for rapid detection of specific harmful algae in Chilean coastal waters
Environ Sci Pollut Res (2020). 28(11), 14144-14155
Doi:10.1007/s11356-020-11567-5

論文内容はこちら

NGC担当者より

NGC担当者

藤吉先生は、屋外での試料採取・測定のためにPCR装置に限らず、必要となる様々な機材・器具類をスーツケースひとつにまとめていらっしゃいます。
そんな中で、今回Franklin™をデモンストレーションでご評価いただいた上で、このように実際に現場で運用をいただいていることは、この製品が小型かつ、操作性や汎用性が非常に高い事を証明できているかと思います。

藤吉先生には、今回、取材にご協力いただけたことを、この場を借りて御礼申し上げるとともに、今後のより一層のご活躍をお祈り申し上げます。

広島大学 学術・社会連携室 環境遺伝生態学分野
藤吉 奏 先生
この度は貴重なお話ありがとうございました。

モバイル リアルタイムPCR装置 Biomeme Franklin™ のご紹介

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2021年9月14日

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