【お客様事例】バンバンカーDMSO FreeによるRAW264細胞の保存事例

日本ジェネティクスのアプリケーションノートとは?

  • 当社製品を実際にご使用頂いた、正真正銘、日本国内の研究者様による評価データ
  • 製品をご検討中の方はもちろん、すでにお使いのお客様におかれましても、類似の研究をされている他の研究者の方の事例集としてご活用頂けます

アプリケーション検索専用ページはこちら


アプリケーションノート 2021<05>
製品名:バンバンカーDMSO Free(Cat.No. CS-09-001)
メーカー名:株式会社GCリンフォテック

製品について詳しく見る

下記のデータは、日本ベルム株式会社 R&D部 小笠原明彦 様の御厚意により掲載させていただきました。

製品特長

本製品は、DMSOを含まない細胞凍結保存液です。
多くの場合、細胞凍結保存液にDMSOが含まれているため、DMSOによる影響を懸念される場合は、本製品をお試しください。

<お客様が本製品をご選択いただいた理由>
RAW264(マウス由来マクロファージ様細胞)を使用して、サイトカインの誘導能を評価した際に、DMSOに懸濁したRAW264では、サイトカイン誘導能が抑制される傾向が見られたため、保存の段階からDMSO Freeを選択しました。

評価方法

■ 細胞培養条件
 使用した細胞:RAW264(マウス由来マクロファージ様細胞)
 培地:RPMI-1640 Medium(L-グルタミン、HEPES、カナマイシン、ペニシリンを含む)
    +10% FBS
    ● RPMI-1640培地(Sigma-Aldrich,R8758-500 ML)
    ● HEPES(富士フイルム和光純薬株式会社, 340-01371)
    ● カナマイシン硫酸塩(富士フイルム和光純薬株式会社, 113-00343)
    ● ベンジルペニシリンカリウム(富士フイルム和光純薬株式会社, 023-07731)
    ● Fetal Bovine Serum, qualified, Australia(Thermo Fisher Scientific,
     10099141)
 インキュベーター:37℃, 5%CO2, 湿度90%

■ 凍結時の方法
 培養したRAW264細胞(生存率95~99%)を遠心後、5.5×10^6 cells/mLとなるように
 バンバンカーDMSO Freeにて懸濁
 → 凍結チューブに1 mLずつ分注
 → 凍結チューブを、バイセル(日本フリーザー株式会社)の中に入れて-80℃のフリーザーで凍結
 → -80℃のラックに移して保管。一部のサンプルは、-150℃に移して保管

■ 解凍後の細胞生存率
 生存率の測定方法:トリパンブルー染色とC-Chipを用いた顕微鏡での目視による測定

結果

結果

バンバンカーDMSO Freeを用いて凍結保存することができた。

補足:
一般的に-80℃で長期保管すると、生存率が低下します。
長期保管の際は、取扱説明書に記載のとおり液体窒素タンクでの保管など、できる限り低温(-150℃, 液体窒素タンクなど)で保管していただければと存じます。(日本ジェネティクス株式会社より)

お客様のコメント
保存期間が長くなったり、保存状態が悪い(-80℃で開閉が多いフリーザー)と生存率が下がりますが、特に問題無く保存が出来ています。また、30世代まで継代を行うことができました。

この記事で紹介した製品

質問してみる!

「?」と思ったらすぐ解決。
どんな小さなことでもお気軽に。
ご意見・ご感想もお待ちしています。

WEB会員

記事の更新情報を受け取りたい方はコチラ

WEB会員 登録フォームへ

GeneF@N とは?