バンバンカー活用事例:シングルセル解析に使用する細胞保存事例

こちらのコーナーでは新しい製品情報や、論文内容など皆さまに”ちょこっと”お伝えしたい最新ニュースをピックアップしてお伝えします!
本日は、細胞凍結保存液のバンバンカーを活用した事例についてご紹介します。

バンバンカーとは?

バンバンカー製品紹介

バンバンカーは、血清不含有タイプの細胞凍結保存液です。
B細胞性腫瘍に対するがん免疫細胞療法に用いられるCAR-T細胞を凍結保存するための培地として実績があります。

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シングルセル解析に使用する細胞保存事例が報告されました

<Single-Cell Mapping of Human Brain Cancer Reveals Tumor-Specific Instruction of Tissue-Invading Leukocytes>

細胞を分析し、正確に生命現象を解釈するためには、組織等、サンプル取得後、どのように処理し、どのように保存するかは大きな課題となります。
本論文では、原発性脳腫瘍または脳転移が見られる患者の腫瘍微小環境について、マスサイトメトリーを中心とした手法で解析し、シングルセルマッピングを行っています。これにより、癌の種類によって異なる免疫応答を明らかにしています。
解析に用いた細胞の一部は、腫瘍微小環境より収集した細胞を、サイトメトリーできる状態に処理し、その後、生細胞の状態で凍結保存しています。この細胞凍結保存溶液として用いられているのがBambankerになります。このことからも、Bambankerの細胞凍結保存液として性能の良さ、汎用性の高さが感じられます。

Science Directで紹介された論文内容

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