【News from overseas】ibidiマイクロスライド活用事例:超解像顕微鏡観察STEDを用いたRNAライブセルイメージング

News From Overseas

こちらのコーナーでは、海外のサプライヤーから私たち世界各国の販売代理店向けに発信されるメールニュース、FacebookやLinkedInといったSNSなどで発信された投稿から、ホットな最新情報だけをピックアップして日本のみなさまにシェアさせていただきます!
アメリカ、ドイツ、イギリス、中国など多種多様な国のサプライヤーから発信されるニュースをお楽しみください。
本日は、細胞観察器具メーカーであるドイツ ibidi 社から届いた最新ニュースをご紹介します。

ibidi社によるLinkedIn投稿内容

μ-Slide 8ウェルガラスを用いた、生細菌中のmRNAを画像化する方法に関する詳細なプロトコルです。 タイトルは、「蛍光シリコンローダミン結合アプタマーを用いた生細菌中の共焦点および超解像RNAイメージング」。

Detailed protocol on how to image mRNA in live bacteria with the #ibidi µ-Slide 8 Well Glass Bottom: “Confocal and Super-resolution Imaging of RNA in Live Bacteria Using a Fluorogenic Silicon Rhodamine-binding Aptamer”. https://zcu.io/dwhP

LinkedInで紹介されたibidi社配信記事

 

bio-protocolで紹介された論文内容

<要点>
W. Reginaらが行った、蛍光シリコンローダミン結合アプタマーを用いた、バクテリア中mRNAのライブセルイメージングの公開プロトコルになります。観察手法としては、共焦点顕微鏡と併せて、Stimulated emission depletion(STED)を用いた超解像顕微鏡観察も使用しています。このプロトコルは、彼らの論文(Wirth et al. 2020)にて実際に使用されています。

STEDを持ちいた超解像顕微鏡観察は、ibidi社製ガラスボトムタイプの8ウェルスライド、「µ-Slide 8 Well Glass Bottom」上で行っています。µ-Slide 8 Wellは、サンプル取り扱いのために手頃なウェル数を有しつつ、3.5 cmディッシュと比較すると1ウェルサイズが小さく、試薬節約効果が高いことが特徴になります。ibidi社では、このµ-Slide 8 Wellのラインナップとして、超解像顕微鏡観察に適したガラスボトムのタイプの製品も用意しています。

bio-protocol論文内容

本論文で使用されている製品の詳細はこちら

・μ-Slide 8 well Glass Bottom

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