第５弾　セルアレイと組み合わせる

ibidiポンプシステムの魅力について、さまざまな視点から5回に渡ってお届けしている本シリーズ。細胞培養における、ibidiポンプの役割や可能性をお伝えしています。
最終回となる今回は、「セルアレイと組み合わせる」ことにより、ibidiポンプがどのような研究に役立つのか、具体例をご紹介します。ibidi独自の技術が様々な研究に活かせることを、より多くの皆様に知っていただきたいと思います。

第1弾　シェアストレス下で細胞を培養する　
第2弾　長期培養を可能にする
 第3弾　血管内皮を模倣する
 第4弾　スフェロイドを顕微鏡観察する
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この記事で紹介した製品

ibidiマイクロパターンスライド

第4弾でご紹介したibidiマイクロパターンスライドは、マイクロパターニング技術が採用されたスライドで、ibidiポリマー平面上に細胞やスフェロイドなどを固定し、⼀定間隔で配置する細胞アレイを可能にします。

シングルセルアレイ⽤スライドは、20 µm四⽅でできた細胞接着⽤のスポットがダイアゴナルに配置された製品です。このスポットサイズは、一細胞が接着するために理想的な大きさで、１つのスポットに１つの細胞を接着させることができます。このため、一細胞をスポットに沿って配置することができ、シングルセルを識別するためのツールとして利用できます。マルチセルアレイ⽤スライドは、直径100 µm、円形の細胞接着パターンが刻まれた製品です。スフェロイドやオルガノイドなどを一定間隔に配置することができ、3D培養研究において、強⼒なツールとなることが期待できます。

製品特長

µ-Slide VI 0.4タイプ

µ-Slide 8 Well highタイプ

容器の形状は、µ-Slide VI 0.4とµ-Slide 8 Well highの２タイプよりご選択いただけます。
染⾊用試薬や細胞固定液にも対応しており、培養後、免疫染⾊等も実施できます。

CatNo.	製品名	単位	価格（税抜）
シングルセルアレイ用マイクロパターンスライド
ib83601	µ-Slide VI 0.4 µ-Pattern RGD, sqr20, pit110, hex	10枚	¥151,100
ib83801	µ-Slide 8 Well high µ-Pattern RGD, sqr20, pit110, hex	10枚	¥151,100
マルチセルアレイ用マイクロパターンスライド
ib83602	µ-Slide VI 0.4 µ-Pattern RGD, cir100, pit500, hex	10枚	¥151,100
ib83802	µ-Slide 8 Well high µ-Pattern RGD, cir100, pit500, hex	10枚	¥151,100