ジェネの仲間をご紹介　File.20

当社の社員をご紹介するこちらのコーナー！
少しずつ日本ジェネティクスの社員の事を知っていただけますとうれしいです！

記念すべき20回目は営業部第一営業チームの山崎健（たける）さんをご紹介させていただきます。2025年4月で5年目を迎える健さん。
入社当時の思い出から後輩を指導する立場に至るまでのお話と、2024年11月末に実施した第47回日本分子生物学会年会についてもお聞きしました！

INTERVIEW

大学時代は国際学を専攻していたそうですね。大学時代に夢中になっていたことについて教えてください。

英語が話せるようになりたかったので、さまざまな留学プログラムに参加していました。大学の交換留学で行ったバンクーバーが1年弱と最も長い滞在となりました。そのほかにも外務省や文科省の短期留学や研修で、韓国やフィリピンなどにも行きました。

NIPPON Genetics EUROPE（弊社子会社）のスタッフが来日した際も積極的にコミュニケーションを図っている姿が印象的ですが、健さんの原点は大学時代にあったのですね。しかし、そんな矢先に新型コロナウイルスの流行が始まってしまいました。

大学3年生の時にコロナ禍に入ってしまったので、その後は海外に行くことができなくなりました。僅か2年間だけでしたが、英語力の向上や現地の友人と過ごした時間などだいぶ濃い思い出ができたので、とても良い経験をしたと思います。元々はヨーロッパの大学院に進学予定でしたが、コロナの影響で断念せざるを得なくなり、縁あって入社させていただくことになりました。

健さんが入社した2021年4月もまだまだコロナ禍の最中でした。今とは勝手が違い、苦労や戸惑ったことも多かったのではないでしょうか。

知識や経験も何もない状態で入社したので、初めは製品1つ覚えるのも苦労しました。先輩方もコロナ禍で忙しかったため、お使いのような形で急遽1人で現場に行くことになったのが入社して10ヶ月ぐらい経過した頃でした。真冬なのに緊張でシャツの色が変わるほど汗をかいてしまった記憶は今でも鮮明に覚えています(笑)。

世の中の状況も今とは異なるため、これまでの新入社員のなかでは独り立ちするタイミングも早くやってきたのですね。

上長には、まずは現場で経験を積むことと言われていたので、現場で直接ユーザー様と会話して、わからなかったことを持ち帰って確認し、また現場に行くというステップをひたすら繰り返して少しずつ製品に関する知識を覚えていきました。

早いもので、4月で入社から5年目を迎えようとしています。昨年から2人の後輩を連れて訪問する機会も増えましたね！先輩として教える立場になった今、入社当初に比べて心境の変化などはありますか？

元々人に教えることがとても苦手なので、最初は伝え方や距離感に悩みましたね。特に自分の仕事を任せることが不安で、必要以上に介入してしまうなど余計なことをしてしまったなと後から反省することも多かったです。

その気持ちよく分かります！！(笑)途中でアドバイスを挟むべきか、一旦最後まで見守るか悩みますよね。

まずは自分の上長を観察して、指導を真似してみたり、同行した時は分からない点が何だったかを都度聞くようにしてみたり。色々と工夫はしていますが、正直まだ正解は分かりません(笑)。ただ、最近は訪問内容によっては「もう1人で行けます！」と言われる機会も増えてきたので、2人の自信や成長を実感できて嬉しいです。

そして2024年11月末には「第47回日本分子生物学会年会」（以下、分生）に今年もブースを出展しました（Roche社との共同出展）。初の経験だった前回と比較して、2回目となる今回はどのような点が印象に残りましたか？

前回は分生に出展すること自体が初だったので、全体的に手探りで戸惑うことも多かったですね。人が少ない時間帯はポスター発表の場所まで足を運んで、ブースのPRをしたことも今となっては良い思い出です(笑)。2回目の今回はとにかく、たくさんのお客様に足を運んでいただいたことが印象に残っています。

特に初日は大盛況でしたね！健さんが担当する東京23区や神奈川、千葉エリアのユーザー様もいらっしゃいましたか？

開催場所が福岡だったので、関東方面からどの程度ユーザー様がいらっしゃるか未知数な部分も多かったのですが、担当エリアのユーザー様にもたくさん足を運んでいただき、本当に嬉しかったですね。
今回は、NGSや核酸精製キットなど試薬の展示品も増やしたので、さまざまなご提案ができたことが大きな収穫でした。

最後に、読者であるお客様へメッセージをお願いします。

まだ業界経験も浅く頼りない部分も多くあると思いますが、皆様のお役に立ちたい一心で精進いたしますので、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
どこでも行きますので、いつでもお声がけください！

PRIVATE TIME by 健さん