【News from overseas】ibidiマイクロプレート活用事例:骨格筋芽細胞の分化誘導

News From Overseas

こちらのコーナーでは、海外のサプライヤーから私たち世界各国の販売代理店向けに発信されるメールニュース、FacebookやLinkedInといったSNSなどで発信された投稿から、ホットな最新情報だけをピックアップして日本のみなさまにシェアさせていただきます!
アメリカ、ドイツ、イギリス、中国など多種多様な国のサプライヤーから発信されるニュースをお楽しみください。
本日は、細胞観察器具メーカーであるドイツ ibidi 社から届いた最新ニュースをご紹介します。

ibidi社によるLinkedIn投稿内容


「骨格筋芽細胞の分化誘導するために、Caspase-3の活性化を必要とする。」ことを実証するために、ibidi μ-Plate 96 Wellが使用されました。

The #ibidi µ-Plate 96 Well was used to demonstrate that Caspase-3 needs to be activated for #myoblast #differentiation https://zcu.io/gwvI
#proteases #caspase3

LinkedInで紹介されたibidi社配信記事

Cell Death & Diseaseで紹介された論文内容

<要点>
筋芽細胞から筋管細胞への分化に関与する、アポトーシスの経路を明らかにした論文になります。
ほぼ全編にわたり、筋芽細胞株の筋管細胞への分化誘導が行われており、ここにibidi社製ハイスループットイメージング用プレートμ-Plate 96 Wellが採用されています。
本論文において、μ-Plate 96 Wellに関する以下の特徴が、本論文に貢献したのではないかと考えます。

① ハイスループット
活性評価に多くのn数を要する実験を一気に行えます。本論文では、カスパーゼ3レポーターアッセイに多くのn数を必要としていました。
② 細胞接着性の高さ
プレートの底面に採用されている素材「Ibidiポリマー」は、ガラス底面と比較して細胞接着力が高く、多くの場合、明快に細胞形態観察ができます。このため、細胞形態変化の観察に適しています。本論文では、分化やアポトーシスの形態を観察しています。
③ 細胞生存率の良さ
ibidiポリマーは、ガラス底面と異なり、空気透過性があり、細胞生存率が良いとされます。このため、細胞死を観察する場合、ノイズとなる細胞死が低い状態より開始できます。分化誘導に伴うカスパーゼの活性評価に死細胞率を評価しています。

Cell Death & Disease論文内容

本論文で使用されている製品の詳細はこちら

・μ-Plate 96 Well

質問してみる!

「?」と思ったらすぐ解決。
どんな小さなことでもお気軽に。
ご意見・ご感想もお待ちしています。

WEB会員

記事の更新情報を受け取りたい方はコチラ

WEB会員 登録フォームへ

GeneF@N とは?