【News from overseas】ibidiマイクロスライド活用事例:有糸分裂にみられる中央体の構成因子のインタラクトーム解析

News From Overseas

こちらのコーナーでは、海外のサプライヤーから私たち世界各国の販売代理店向けに発信されるメールニュース、FacebookやLinkedInといったSNSなどで発信された投稿から、ホットな最新情報だけをピックアップして日本のみなさまにシェアさせていただきます!
アメリカ、ドイツ、イギリス、中国など多種多様な国のサプライヤーから発信されるニュースをお楽しみください。
本日は、細胞観察器具メーカーであるドイツ ibidi 社から届いた最新ニュースをご紹介します。

ibidi社によるLinkedIn投稿内容

ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された素晴らしい新着論文です。Capalbo等は、中央紡錘体の安定性と中央体構造を研究に、ibidi μ-Slide 8 wellを使用し、HeLa Kyoto細胞の生細胞イメージング を行いました。

Great new article in Nature Communications: Capalbo et al. employ live cell imaging of HeLa Kyoto cells in #ibidi µ-Slide 8 Wells to study central spindle stability and midbody architechture: http://ow.ly/2INd50wQ89N

LinkedInで紹介されたibidi社配信記事

 

Nature Communicationsで紹介された論文内容

<要点>
前回(https://up.n-genetics.com/categories/supplier/29659/)と同じく、細胞内因子のノックダウン+有糸分裂のイメージングにμ-Slide 8 wellを使用した事例を紹介いたします。

今回の論文は、細胞質分裂に関与する新たな因子として、PP1 phosphatasesを発見した内容となっています。本著者らは、有糸分裂にみられる中央体の構成因子Citron kinase(CIT-K)のインタラクトーム解析を行い、相互作用因子の候補としてPP1を見つけました。この機能解析として、PP1のノックダウンを行い、有糸分裂に与える影響を蛍光イメージングを行っています。

このときの、蛍光イメージングに用いられたのがμ-Slide 8 wellです。μ-Slide 8 wellは、「イメージングに適した細胞数を取り扱うことができるサイズのウェル」を「ノックダウン実験に適したサンプル数ぶん(8 well)」有したスライドです。このような実験を、コストパフォーマンス良く、効率的行いたいとお考えの方、是非ともお試しください。

Nature Communications論文内容

本論文で使用されている製品の詳細はこちら

・μ-Slide 8 well コーティング ibiTreat*

質問してみる!

「?」と思ったらすぐ解決。
どんな小さなことでもお気軽に。
ご意見・ご感想もお待ちしています。

WEB会員

記事の更新情報を受け取りたい方はコチラ

WEB会員 登録フォームへ

GeneF@N とは?