分子病理のプロは何にこだわる? 【第五回】モールド冷却プレート

無いものはつくれ!GenoStaff
ジェノスタッフ株式会社とは

遺伝子機能解析手法の中でも注目度が高く、かつ特に難易度が高いといわれるアプリケーション”in situ ハイブリダイゼーション(ISH)”において4,000遺伝子以上の解析に成功している、高い技術力を持った会社。

-「無いものはつくれ!」ジェノスタッフに宿る、ものづくりスピリッツ-

同社の業務は研究受託だけではありません。
分子病理解析に必要な装置や試薬を、自分たちで開発しているのも特徴です。
分子病理のプロが作った、評価の高い製品を開発者の方々のコメントを交えながらご紹介させて頂きます。

第1回 灌流固定ツールセット/ ISH用組織固定液 G-Fix
第2回 CT-Pro20
第3回 脱灰用/脱脂用スターラーツールセット
第4回 G-Chelate Mild / G-Chelate Quick
第5回 モールド冷却プレート ←今回はこちら
第6回 連続切片プール・ミニ


モールド冷却プレート

従来法・従来製品における問題点
  1. 装置が大きく、使用時間や頻度が少ない割に、実験台の上や場所を占領してしまう。
  2. 装置の価格が100万前後とかなり高価である。
  3. 小さな組織や3D培養細胞などを複数、いわゆるマルチブロックにする場合の位置を決めながら形成するには使いづらい。
ジェノスタッフ
パラフィン包埋の仕上げで、サンプルをパラフィンブロックに形成する作業があります。
簡単なパラフィンブロック形成の流れは、

①パラフィンを溶かしてモールド内に分注する
②温めたピンセットでモールド内のサンプルの位置を決める
③モールドを冷却してパラフィンブロックを形成する

であるが、
この3つの機能を持った装置も色々なメーカーで販売されているが、特徴はあっても染色性に関わるような作業ではありません。
どのこメーカーも病院で大量のサンプル処理を目的に設計されており、逆に研究室で使う、いわゆる研究用としては使い辛く感じていました。
無いなら我々で研究向けの装置を作れないか!?

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